スマホで描いて、スマホを振ってTシャツをデザインし、そのまま購入できるアプリ『UTme!』がユニクロから出ました。
ごくごく簡単にそれっぽいTシャツが作れてしまいます。世界で1つだけの自分デザイン、作ってみませんか?
まずはTシャツのデザインです。
本アプリでは3つの方法でTシャツをデザインすることができます。
1つ目はPAINTです。
これは絵の具で自由に描くことができます。いくつかカラーセットが用意されており、その中から選んで指で画面上に描きます。絵の具がはねたような効果も出てくるのがいいですね。
TYPOGRAPHYは文字を書き込みます。フォントは選べず全て大文字、大きさは文字数によって変わります。1文字ごとに色を変えることも可能です。
PHOTOは画像です。その場で写真を撮ることもできますし、端末内に保存された画像を使うこともできます。大きさ・角度は自由に変えられます。
次に、作ったグラフィックを加工(リミックス)してみましょう。スマホを振るだけで加工できちゃいます。
SPLASHはインクが飛び散ったような効果です。振る度合いによって飛び散り方が変わります。顔写真をSPLASHで思い切り振ると、ちょっと怖いことになるので要注意ですよ。
GLITCHは一部が斜めにズレたような効果です。大きく振るとそれだけたくさんズレます。ちょっと不思議な雰囲気を出したいときにいいですね。
MOSAICはグラフィックを点や四角の集まりで表示します。スマホを振ることでいくつかの点が合体して大きな点になります。最初はすべて同じ大きさの点ですが、振ることでそれがランダムになります。
グラフィック→リミックスで1つの流れになり、これを1つのデザインで3つまで作ることができます。
それぞれの重なり方も、重なった部分だけ表示などいろいろ変更できるので、どんな物ができるのか遊んで試してみるといいでしょう。
作ったTシャツはデザインだけでなく、アプリから購入手続きまでできちゃいます。
お値段は1枚1990円+送料+消費税。オリジナルデザインとしては、なかなかお手頃価格だと思います。3枚以上の注文で送料無料です。
注文にはログインが必要になり、これはユニクロの会員登録とは別になります。
メニューから、他の人の作ったTシャツデザインを見ることができます。
どんなグラフィックとリミックスを使ったのかもわかるので、いいデザインのものはどんどん参考にしたいですね。
好きなデザインができると言っても、もちろん人の著作物を勝手に使うことはできません。この辺りはTシャツ化する際にユニクロ側でチェックされ、引っかかるものは購入できないようです。ドロイドくんは著作権表示すれば使っていい(CC BY 3.0)ことになっているので、ドロイドくんTシャツを1つ作ってみようかな?と思っています。
イベントなどで少人数のグループでお揃いのTシャツを作りたい、という時には便利ですね。簡単に描いてちょっとリミックスするだけで市販品のようなデザインになるところもGoodです。