【Androidニュースのまとめ】 2014年5月24日 ~ 2014年5月30日
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Googleは5月28日に日本市場で「Chromecast」を発売した。4,200円と手を出しやすい価格帯での登場だけあり、今後の売れ行きも気になるところ。また、大規模地震などの災害時に公衆無線LANサービスが無料公開される際の統一SSIDが決まった。「00000JAPAN」にアクセスすれば無料で利用することができる。
Chromecast
Google、Chromecastを発売
Googleは日本市場でChromecastを発売した。ChromecastはテレビやモニターディスプレイなどのHDMI端子に接続して使う、小型の端末。Wi-Fiを搭載しているので、家庭内のWi-Fiネットワークなどに接続して、YouTube、Google Playムービー、ドコモの「dビデオ」、auの「ビデオパス」(6月上旬対応)などを楽しむことができる。それでいて価格が4,200円と手頃だ。
利用イメージ
さらに、PCなどのブラウザ「Chrome」と連携し、Chromeの画面をChromecastを介してテレビに映し出すこともできる。そのため、実際にはChromeで表示できるサービスであれば、ニコニコ動画など、他の動画サービスも利用できる。
LGエレクトロニクス、LG G3を発表
LGエレクトロニクスは5月27日に「G」シリーズの最新スマートフォン「LG G3」を発表した。LG G3は5月28日に韓国で発売になり、その後順次、欧州などグローバルに展開される予定。
LG G3
LG G3は国内のau向けスマートフォン「LG G3」と基本的なスペックに共通点がありつつも、随所で異なる特徴を持つ端末に仕上がっている。まずデザインが全くことなり、金属の質感を得られるメタリックスキンを採用している。
またisai FLでは電源キーは左側面にあるが、LG G3では背面にある。
利用イメージ
ディスプレイは約5.5インチで、解像度は2,560×1,440ドット、プロセッサはQualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC(クアッドコア2.5GHz)、メモリは2GB RAMもしくは3GB RAM、16GB ROMもしくは32GB ROMと、モデルによって異なり、バッテリー容量は3,000mAh。
メインカメラには光学式手ぶれ補正やレーザーオートフォーカス機能などを搭載する。
バンダイ、子供向けスマートフォン「Fairisia」を7月下旬発売へ
Fairisiaの利用イメージ
バンダイの子会社メガハウスは5月28日にプレスカンファレンスを開催し、子供向けのAndroidスマートフォン「Fairisia(フェアリシア)」を発表した。FairisiaはAndroid 4.2を搭載し、Google Playも利用可能なスマートフォンだが、10-13歳の女子をターゲットとした商品だけに、親が子供に与える際に便利な機能も備えている。
Fairisia本体。左がラベンダー、右がホワイト
例えばFairisiaにダウンロードされたアプリのリストを親の端末から遠隔操作で確認し、利用制限できたり、端末の利用時間を設定して使いすぎを防いだり、といった具体にだ。また、目への負担を軽減するための「超ブルーライト削減」機能などもある。
本体価格は22,990円で、全国の玩具店や百貨店、量販店の玩具売場で販売される。発売時期は7月下旬だ。
気になる月額料金は2,390円で、月々1GBまでのデータ通信ができる。利用するネットワークはNTTドコモのもので、Xi/FOMAエリアで利用できる。
・Fairisia公式サイト
ファーウェイがSIMフリーのスマートフォン、タブレット等を順次発売へ
Ascend G6
ファーウェイは5月30日、日本市場において今後SIMフリーのスマートフォン、タブレットなど複数の製品を順次投入すると発表した。第一弾はスマートフォンの「Ascend G6」で、6月下旬以降にIIJ、エディオン、ダイワボウ情報システム、ノジマ、U-NEXTで販売される予定で、希望小売価格は29,800円。
さらに、タブレットの「MediaPad X1」、「MediaPad M1」、「MediaPad 7 Youth2」、ウェアラブル端末の「TalkBand B1」、スマートフォンの「Ascend P7」が順次リリースされる予定だ。
同社がこれだけの数のSIMフリー端末を投入するのは国内のMVNO市場が拡大する兆しを見せているからだ。今後のMVNOのサービスでは端末の選択肢が増えてくることになるだろう。
上段左からMediaPad 7 Youth2、MediaPad M1、MediaPad X1、Ascend P7、
下段左からTalkBand B1、Ascend G6
災害時の無料公衆無線LANサービスのSSIDは「00000JAPAN」へ
無線LANビジネス推進連絡会は大規模災害時に各事業者の公衆無線LANサービスを無料開放することについて、その取り組みを発表した。大規模災害時には対象事業者が個別に提供している公衆無線LANサービスの無料開放が行われるが、その際のSSIDが統一されることになった。そして、そのSSIDは「00000JAPAN」になる。
0が5つ並ぶこのSSIDであれば、アクセスポイントのリストの一番上に表示されるため分かりやすく接続しやすい。さらに、「JAPAN」が入っていることで国外ユーザーにも分かりやすい。
防災訓練など試験提供されるときには一度繋げておきたい。また、スマートフォンユーザー向けには接続アプリも用意される予定だ。
ウィルコムの定額オプション「スーパーだれとでも定額」
ドコモが新料金「カケホーダイ&パケあえる」で国内通話の完全定額制を導入したことで、他の通信事業者の対抗プランも気になるところだが、ウィルコムからは月額1,500円のオプション「スーパーだれとでも定額」で、国内通話、PHSデータ通信を制限なく使えるサービスが提供される。
このサービスでは、PHSの音声通話、PHSのデータ通信が制限無しで定額料金内で利用できる。音声通話は他社携帯電話や固定電話宛も対象で、国内通話は回数、時間制限なく利用できる。PHSのデータ通信も制限はないが速度は下り最大400kbpsとなるので、その点は注意したい。
また、音声通話については3G回線の番号による発信は「スーパーだれとでも定額」の対象外なので別途料金が発生する。
Chromecastが発売になりました。Chromecastは4,200円という価格設定が何よりも大きな魅力ですが、ドコモのdビデオ、auのビデオパスなど、複数事業者の動画配信サービスに対応することも魅力です。しかも、今後、対応する事業者が続々と増える可能性が高いため、既存のセットトップボックスにとっては大きなライバルになりそうです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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