流行りのカードスタイル、美しいビュー、独自のスタイルに豊富なカスタマイズと多機能ながら、動作はサックサク。『PaperBoy – Feedly News Reader』はそんなFeedlyのリーダーアプリです。
フィードを1つ1つチェックしたり、特定のカテゴリをチェックしたり、今日の更新分をチェックしたりといったオーソドックスな使い方だけでなく、SNSの利用傾向からおすすめのトピックスを取得したり、1つのRSSにポストされている複数の記事を流し読みしたりといったことも簡単にできるようになっています。
RSSリーダーの帝王「Feedly」に対応したクライアントアプリに新提案です。
本アプリはFeedlyのクライアントなので、Feedly側で登録したフィードをそのまま読み込めます
1から構築する必要がないのは楽。
UIは流行りのカードスタイルが採用されており、また動作もサクサクでスクロールが楽しくなります。
Home画面には3つのタブがあり、デフォルトは中央の「Feeds」タブ。ここにはFeedlyに登録したウェブサイトごとにRSSが纏められています。
左側にあるのが「Categories」タブで、ここからFeedlyで作成したカテゴリを参照できます。
更に左サイドに様々な項目が格納されており、検索(Feedly Proが必要)やポピュラーなポストの表示、ピン留め(Saved for later)したポストの表示、カテゴリや設定などを選ぶことができます。
フィードを左にスライドするとピン留め(Saved for later)し、右にスライドすると既読にできます。
閲覧時はこのようなレイアウトになります。
一見画像が大きく表示されて邪魔かと思いきや、下のテキスト部分は引っ張って出せます。
「View website」をタップすると内臓ブラウザを使って全文を表示してくれますが、ここの遷移がかなり速くて快適でした。
またこの画面に表示された画像は端末の傾きセンサーと連動し、若干動きます。端末を手に持っているとガクガク揺れているように見えるかもしれません。
左右スワイプで次の記事・前の記事に移動もできますし、メニューからブラウザアプリを使って開くこともできます。
設定から「Look ‘n Feel」を選びます。
「Show article list start」からチェックを外します。
すると”記事一覧”画面がなくなり、フィードを選ぶと即座に全画面で表示されるようになります。
そしてアクションバーのアイコンが変化します。ここを押すと記事一覧がスライドイン、未読のものだけ、ピン留めしたものだけを読むこともできます。
次の記事を読む時も、飛ばして読む時も「戻る」動作がいらなくなるので、より効率よく複数の記事を長められるようになります。
Homeページの「Topics」タブ、または左サイドメニューから「Recommendations」を選ぶとこのような画面になります。
ここからTwitter/Facebookにログインし、「View Topics」を選ぶとさまざまなトピックが並んでいます。「+Library」からトピックを登録できます。
「View Recommendations」のほうはフィードが大量に並びます。このあたりもFeedlyの検索ボックスの機能と同じようで、「オクトバ」など日本語で入れて検索すれば見つかります。
トピックスはフィードとは違う場所に表示されます。
こちらなどは画像素材系のRSSを活用されている方には良いかもしれません。
「Experimental feautures」の3番目「Image Animation」を切ると、傾きセンサーに連動してガクガク動く効果が停止します。
1番目の「Declutter page」にチェックを入れておくと、内臓ブラウザ使用時にモビライザーを噛ませた時のようにウェブサイトを軽量化します。
同期に関する設定、オフライン閲覧設定などもしっかりと搭載されており、細かく設定できます。
一度設定を自分好みに合わせてしまえば、閲覧は非常に快適です。「View website」ボタンを押した時の遷移の速さが個人的に最大の評価ポイントでした。