【Androidニュースのまとめ】 2014年6月7日 ~ 2014年6月13日

ASUSTeK Computer Inc.(以下、ASUS)は「MeMO Pad」シリーズの最新モデル「ASUS MeMO Pad 7」(ME176)と「ASUS MeMO Pad 8」(ME181)を発表した。サムスン電子も新製品「GALAXY Tab S」シリーズを発表。UQコミュニケーションズからは「WiMAX 2+」に対応したモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」が発表になった。

新製品

ASUS MeMO Padシリーズ新モデル


左:ASUS MeMO Pad 7、右:ASUS MeMO Pad 8

ASUSは7インチ・ディスプレイを搭載する「ASUS MeMO Pad 7」と8インチの「ASUS MeMO Pad 8」を発表。ASUS MeMO Pad 7は13日に発売、ASUS MeMO Pad 8は20日に発売予定となっている。

予想実売価格はASUS MeMO Pad 7が18,500円、ASUS MeMO Pad 8が
24,000円となっている。

どちらもディスプレイの解像度は1,280×800ドットで、プロセッサはIntel Atom Z3745、メモリは1GB、ストレージ容量は16GB、メインカメラは約500万画素、サブカメラは約200万画素といった構成。カメラ機能では連続で100枚を撮影できる連写機能などを搭載する。

 
ASUS MeMO Pad 8

サムスン電子、GALAXY Tab Sシリーズ

サムスン電子は米国時間12日にニューヨークで「SAMSUNG GALAXY PREMIERE 2014」というプレスイベントを開催し、タブレット「GALAXY Tab S」シリーズを発表した。GALAXY Tab Sは10.5インチディスプレイを搭載するモデルと8.4インチの2タイプが用意され、ディスプレイはどちらも有機ELで解像度は2,560×1,600ドット。


左:10.5インチモデル、右:8.4インチモデル

Adobe RGB 90%以上という色域と100,000:1という高コントラストが大きな特徴のディスプレイで、さらにその時に応じて最適な視聴環境に自動調節する「Adaptive Display」という機能も備えている。

ボディの厚みが約6.6mmと同社のタブレット史上で最も薄いことと最も軽量であることも大きな特徴で、Wi-Fiモデルの場合、10.5インチ版が465g、8.4インチ版が294gとなる。

GALAXY Tab Sシリーズは7月以降に順次リリース予定。

UQ、WiMAX 2+対応ルーター「NAD11」

UQコミュニケーションズはWiMAX 2+に対応したモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」(NECアクセステクニカ製)を20日に発売する。NAD11は、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」に続くWiMAX 2+対応ルーターの第2弾モデル。

今回のNAD11はHWD14と異なり、au 4G LTEには対応せず、WiMAX/WiMAX 2+対応ルーターとなる。UQ WiMAXオンラインショップではNAD11本体のみで2,800円、クレードルセットで4,800円だが、ニフティやビッグローブなどプロバイダ各社の場合は端末代0円+キャッシュバックやタブレットとのセットなどのキャンペーンを実施中だ。

NAD11は、WiMAXハイパワーに対応し、Wi-Fiでは11acの5GHzに対応するなど、通信性能が高い点が大きな魅力。さらにボディが薄型軽量であることも特徴だ。約109×65×8.2mmで、重さは約81g。

スマートフォン向けアプリを使って、スマートフォンからリモート操作で休止状態へ移行させたり、復帰させることもできる。

詳しく下記リンク先の記事も参照してほしい。
→NAD11詳細記事(GAPSIS)https://www.gapsis.jp/2014/06/uq-wifi-walker-wimax2plus-nad11.html

通信サービス

ソフトバンク、新料金プラン「スマ放題」

ソフトバンクモバイルは7月1日から提供開始する、新しい料金プラン「スマ放題」の詳細を明らかにした。主な内容はNTTドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」と同じだが、一部異なる内容もある。

音声通話は国内に限って定額で使い放題となり、その基本プラン「通話し放題プラン」はスマートフォンの場合が月額2,700円、3Gケータイだと2,200円、タブレットの場合は1,700円となる。データ通信はデータ通信量を家族でシェアでき、容量別に料金が異なる。2GBで3,500円、5GBで5,000円などだ。また、3Gケータイ向けでは使い放題で3,500円、シンプルスマホ向けだと200MBまでで2,000円となる。

家族でシェアできるほか、データ通信量を翌月に繰り越すこともできるので、余った場合にはありがたい。ただし、家族シェアと繰り越しは併用できないので、この点には注意したい。

割引サービスは「家族おトク割」「長期継続ボーナス」「U25ボーナス」で、「家族おトク割」は、利用する回線数に応じて「データ定額パック」が割引される。「長期継続ボーナス」は、契約期間に応じてポイントの付与率がアップする。「U25ボーナス」は25歳以下の方を対象に割引し、データ通信量も1GB追加する、というものだ。

アプリ/コンテンツ

LINE、アニメーションスタンプを配信開始

LINEに新しいタイプのスタンプが登場した。アニメーションスタンプというもので、アニメーションGIFのように、シンプルな動きながらアニメーションするスタンプだ。LINEアプリのバージョン4.4.0以降で対応し、それ以前のバージョンで表示した場合には静止画としての表示になる。

アニメーションスタンプは第一弾の「ウキウキ♪LINEキャラクターズ」がスタンプショップで販売開始されており、24種類1セットで200円だ。アニメーションスタンプの場合はアニメーションスタンプであることを示すため、サンプル画像に「再生マーク」が表示されている。

技術開発

NTTドコモ、ポータブルSIMを開発


ポータブルSIM

NTTドコモは、「ポータブルSIM」と呼ばれる小型認証機器を開発した。このポータブルSIMはSIMカードを持ち運び、様々な機器で利用できるようにする機器で、Bluetooth、NFC、SIMカードスロットを搭載している。通常はスマートフォン自体にSIMカードを挿入しておくことで契約回線の認証が行われ、携帯電話回線を利用可能になるが、ポータブルSIMがあれば、スマートフォン内にSIMカードを挿していなくても、ポータブルSIMをスマートフォンにかざすことで回線認証ができてしまう。

そのため、1枚のSIMカード、1つの回線を複数の端末で使い回す際に非常に便利なアイテムとなる。

あとがき

WiMAX 2+対応ルーターの新製品がようやく登場します。第二弾端末を待ち望んでいた方も多いと思いますので、楽しみな端末です。また、ソフトバンクモバイルから新プラン「スマ放題」の詳細が発表されました。基本的にはNTTドコモのプランと同じなので新鮮味はありませんが、NTTドコモのプランをご存知の方には分かりやすいでしょう。auのプランも気になるところです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!