書店で買える電子書籍販売の実証事業にサービス提供会社として楽天が参加

 

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楽天株式会社は、書店の活性化を目的に設立された「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」が、本日から全国4店舗の書店で実施するリアル書店での電子書籍販売の実証事業に、電子書籍コンテンツのサービス提供会社として参加すると発表しました。

リアル書店で電子書籍を販売する意味

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リアル書店の店舗数が毎年減っている現状を踏まえ、日本出版インフラセンターが立ち上げた「フューチャー・ブックストア・フォーラム」の取り組みの1つとして、電子書籍をリアル店舗の店頭で販売するものです。

①リアル書店の魅力である「空間」を最大限に生かし、電子書籍コンテンツを「作品カード」等の形態で陳列販売
②書店店頭決済で購入した電子書籍は、顧客が好きな電子書店を選択して、コンテンツを取得できるような環境を構築
③電子書籍単体の販売はもちろん、紙の本とのセット販売等、多様な販売形態の実施
④店頭現金決済、図書カード等が利用可能な多様な決済手段による購入

等のモデルが提案されているようです。

実物の本と違い、閲覧時に認証が必要な電子書籍は、買った店舗の専用リーダーを通す必要があるケースなどがあり、ユーザーが複数の店舗を併用する際に大きなデメリットが発生します。DLする電子書店を選べるようになるとこの不便さが若干緩和されますが、どれだけの店舗が参加するかは不明です。
またネット上での決済手段となるとクレジットカードやケータイ払い等に限られますが、実店舗で購入できると現金や図書カード等も使いやすくなるかと思われます。

楽天が本日から全国4店舗の書店での電子書籍販売に参加

対象店(下記「実施店舗」参照)の店頭に並ぶ電子書籍カード「BooCa」のコミックや文芸作品、新書など約3000タイトルの中から、好きなタイトルを選び、ハードカバーや単行本と同様に、店頭レジで電子書籍を購入することができます。購入した電子書籍は、「楽天Kobo電子書籍ストア」または「BookLive!」など、参加電子書籍ストアの中からいずれかのサービスを選んでダウンロード可能です。

カードに記載されたダウンロード用コードを専用ページ上で入力すると、コンテンツをダウンロードできます。またカード上に記載されたQRコードを利用した場合は、コードの入力を省略することができます。

とのことで、実店舗で買える電子書籍には、

  • カード形態のためかさばらず軽量
  • 現金・図書カード等を使って購入可能(ただしこれは店舗側の判断にも依る可能性あり)
  • 購入後にダウンロードするストアを選択できる
  • QRコードを読むだけでDLできるため、対象電子書店のホームページにアクセスして作品を検索してダウンロードボタンを押す手間がかからない

といったメリットがあります。

「リアル書店における電子書籍販売実証事業」概要

■実施期間: 2014年6月16日(月)~11月21日(金)

■ダウンロード有効期限: 電子書籍カードの購入から6ヵ月後

■実施店舗:
三省堂書店神保町本店(東京都千代田区)
https://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda.html
有隣堂ヨドバシAKIBA店(東京都千代田区)
https://www.yurindo.co.jp/store/tokyo-akihabara/
豊川堂カルミア店(愛知県豊橋市)
https://housendou.syoten-web.com/shops/
今井書店本の学校今井ブックセンター(鳥取県米子市)
https://www1.imaibooks.co.jp/ec/

■電子書籍コンテンツ・サービス提供会社:
楽天株式会社(配信:Kobo Inc.)
凸版印刷株式会社(配信:株式会社BookLive)

■電子書籍ストア:
Kobo電子書籍ストア powered by 楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/e-book/
BookLive!
https://booklive.jp/

関連情報

楽天株式会社:  楽天、リアル書店向けに電子書籍コンテンツ・サービスを提供 | ニュース
日本出版インフラセンター(JPO)プレスリリース(PDF)







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