『Capture Clipper:画面メモ・キャプチャツール』はガラケー時代にお世話になった人も多いだろう「画面メモ」に近い操作をスマホで実現するアプリです。
あくまでもウェブページ専用となりますが、スクロールが必要な縦長の画面を1枚のPNG画像としてキャプチャ・保存できます。
共有から呼び出して使えるので、アプリ間の切換えも不要。フォルダ管理もできます。
アプリを開いてからメニューキーを押すと「キャプチャ」ボタンが出てきます。
ここをタップすると検索ボックスが出現、ここにURLまたは検索キーワードを入れると内蔵ブラウザが起動します。
検索が使えるので扱いやすそうです。
目的のサイトをタップして、キャプチャしたいページまで進みます。
画面下部に重ねられたカメラのアイコンをタップするとページをキャプチャします。
履歴ボタンを押すと、『Capture Clipper』を呼び出す際に入力したURLなどを再読み込みします。要するに「最初のページ」に戻れるので、複数のページをキャプチャしたい時に役立ちます。
クリックで拡大します。
オクトバのトップページ(モバイルレイアウト)をキャプチャするとこうなりました。長ッw
あまりに長い場合は複数に分割されるようです。全部載せようかと思いましたが縦幅が7000px(それが2枚+余り1枚)もあるため割愛させていただきます。幅が狭いので縮小すると何がなんだかわからなくなっちゃいますしね(´・ω・`)
ブラウザアプリの「共有」ボタンから『Capture Clipper』を選ぶと、キャプチャ画面になります。
ただし、この場合も『Capture Clipper』の内蔵ブラウザが起動しているようで、開いているブラウザアプリの画面をそのままキャプチャすることはできませんでした。
どこが違うかといえば、UA(ユーザーエージェント)が選べない模様です。Chromeで「PC版サイトを見る」にチェックを入れていたのですが、キャプチャされたのはモバイルレイアウトでした。
クリックで拡大します。
PNGなので動画の再生等はできませんが、『YouTube』アプリの共有ボタンからもキャプチャが可能でした。
他にも使えるアプリはあるかもしれません。
アプリを開くと、キャプチャされた画像が「フォルダ1」に纏められています。
画像を長押しして「タイトル編集」「フォルダ移動」などが行えます。
またフォルダ名を長押しすることで名前の変更もできるため、キャプチャしたサイトや種類別にフォルダ名を決めて整理すると見やすくなるでしょう。
「表示」を選ぶと保存した画像を閲覧できます。
画像のためリンクなどをタップしても何も起こりません。
メニューキーを押すと表示モードを切換えられます。
デフォルトの「ズーム」モードでは、ピンチ操作で画面の拡大ができます。
「シンプル」に切換えると拡大はできませんが、表示が軽くなります。スクロールがカクつく場合などはシンプルを使うと良いようです。
通常の画面メモと異なり、HTML(ウェブページ)ではなくPNG(画像)のため即座に取り出し、共有などができるところが良いと思いました。
更に整理も簡単にできるので、大量にキャプチャしても目的の画像を見つけやすくなっています。
なお保存した画像は内部ストレージの「com.fangleness.captureclipper」フォルダの中に入っています。