RAR for Android : RAR形式での圧縮・解凍が可能な公式アーカイバアプリ!Android版は無料で提供!
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データ圧縮のファイルフォーマットの1つにrarというものがあります。広く普及しているzipよりも高い圧縮率ですが、この形式で解凍はともかく圧縮もできるソフトは多くはありません。
このrarの開発元が出しているAndroid用の公式アプリが『RAR for Android』です。もちろんrar形式での圧縮解凍ができますし、無料なのも嬉しいところです。
開発:RARLAB (published by win.rar GmbH)
本アプリを起動すると、見た目は一般的なファイラーアプリと変わりません。
実際、ファイルの長押しでコピーや新規フォルダの作成などひと通りのことはできるようになっています。複数選択のチェックが常時表示されているというのは面白いですね。
画面上部のアクションバーには圧縮・解凍のボタンが表示されています。
圧縮したいファイルを選んでボタンをタップすればすぐに圧縮ファイルを作成できます。
圧縮形式はRAR、ZIP、RAR4.xの3種類あります。
3つのフォントファイル(308.9KB, 22.1KB, 24.3KB 合計355.4KB)を圧縮してみたところ、次のようになりました。
- RAR…95.9KB
- ZIP…156.1KB
- RAR4.x…96.2KB
いずれも標準圧縮モードで行ってます。確かに、ZIPよりも圧縮率が高いようです。
rar形式はその特徴の1つとして「リカバリーレコード」というものがあります。これは何らかでファイルが破損した時に、ある程度は修復できるようにするものです。
そのための領域をどれだけ確保するのかを%で指定します。多いほど修復できるようになりますが、目安としては3-5%くらいでしょうか。
圧縮の形式を選ぶときに注意点が1つ。
Androidアプリでもrar形式のファイルを解凍できるアプリがたくさんあります。その中には本アプリのRAR形式で圧縮したものが解凍できないものがあります。
これは、本アプリで圧縮するRARはRAR5形式であり、これに対応しておらずRAR4形式のみ対応しているアプリがあるためです。いくつか確認してみたところ『ES ファイルエクスプローラー』『Solid Explorer』はRAR4のみ、『ZArchiver』はRAR5にも対応していました。
本アプリではRAR5でもRAR4でも圧縮できるので、人に渡すファイルの場合はRAR4形式で圧縮したほうが今のところ無難かもしれません。
PC版の公式ソフトである「WinRAR」は有料のソフトウェアですが、本アプリは無料で利用できます。これは嬉しいですね。
大きなファイルはそのまま送ると時間も転送量も消費してしまいます。なるべく圧縮ツールを使って小さくしてからやりとりしたいですね。その際は、ぜひ本アプリを使ってみてください。
開発:RARLAB (published by win.rar GmbH)
アプリ名 | RAR for Android |
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対応OS | Android 4.0 以上 |
バージョン | 5.10.build23 |
提供元 | RARLAB (published by win.rar GmbH) |
レビュー日 | 2014/07/22 |
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