【Androidニュースのまとめ】 2014年7月19日 ~ 2014年7月25日

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米NVIDIAはゲーマー用のAndroidタブレット「SHIELDタブレット」とワイヤレスコントローラ「SHIELDワイヤレス・コントローラ」を発表した。また、UQコミュニケーションズは「WiMAX 2+」に対応したモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」を発表した。

新製品

(1) NVIDIA、SHIELDタブレット&SHIELDワイヤレス・コントローラ

NVIDIAは米国時間22日、SHIELDタブレットとSHIELDワイヤレス・コントローラを発表した。SHIELDタブレットはAndroid 4.4を採用したタブレットで、Tegra K1を搭載する。Androidアプリの他、PCストリーミング機能を使ってPCからゲームをストリーミングしてプレイ可能だ。

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SHIELDタブレットとSHIELDワイヤレス・コントローラ

また、「NVIDIA GRIDクラウド・ストリーミング」でのNVIDIA GRIDのストリーミングも可能。ゲームはSHIELDタブレット本体に映し出して遊べるほか、「コンソールモード」を利用してテレビに映し出して遊ぶこともできる。

ディスプレイのサイズは8インチ、解像度はフルHDだ。

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SHIELDタブレット

一方のSHIELDワイヤレス・コントローラはSHIELDタブレットで使えるワイヤレスのゲームコントローラで、最大で4台を同時接続して遊ぶことが可能だ。Wi-Fi Directを使って接続するタイプで、コントローラにはヘッドセット端子やタッチパッドなども搭載されている。

(2) Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15

UQコミュニケーションズは8月1日に「WiMAX 2+」対応モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(ファーウェイ製)を発売する。このHWD15はWiMAX 2+のほか、WiMAXとau 4G LTEにも対応したルーターで、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」の後継機にあたる。

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Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15

デザインは旧機種に比べて洗練され、今回はクレードルもオプション品として用意された。クレードルを使えば有線LANを繋いでWi-Fi化できるほか、クレードルセット時は横画面表示が可能で、ちょっとした時計代わりに使うこともできる。

HWD15の進化点は、WiMAXハイパワーに対応したことと、連続通信時間の伸びだろう。WiMAXで最大9時間40分、WiMAX 2+で最大10時間、au 4G LTEで最大10時間50分通信できる。また、約5秒のクイック起動機能もある。

(3) ASUS、小型プロジェクター「S1」

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ASUS S1

ASUSTeK Computer Inc.(以下、ASUS)は25日、小型プロジェクター「S1」を発売した。このS1は、約110.5×102×30.7mm、重さ約342gと小型軽量ながら、バッテリーを搭載し、最大で連続3時間程度の投影が可能というプロジェクター。しかも、搭載した6,000mAhものバッテリーは外部給電機能を使って、他の端末へお裾分けすることもできる。要するにモバイルバッテリー代わりに使ってスマートフォン等を充電できてしまうのだ。

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ASUS S1。想定実売価格は4万円前後

投影サイズは30-100インチで、1m距離だと41インチ程度になる。投影距離は0.73mから2.43m。輝度は最大200ルーメンでコントラスト比は1000:1だ。映像入力はHDMI端子からだがMHL対応なので、スマートフォン等の映像も投影できる。

ウォームアップ時間が不要で電源オンから5秒程度で投影開始できることや、電源オフしてすぐに片付けられるようクールダウン時間も不要なことも魅力。


新アプリ

(1) Wacom、デジタルノートアプリ「Bamboo Paper」

Wacom(ワコム)からデジタルノートアプリ「Bamboo Paper」のAndroid版、Kindle Fire版、Windows 8版がリリースされた。Bamboo Paperはワコムならではのデジタルノートアプリで、メモやスケッチなど手書きのノートを作成・管理・共有できる。マルチプラットフォーム対応となり、各プラットフォームで同じデータを共有することもできる。例えば外出先でスマートフォンを使ってメモしたノートを帰宅後にWindows 8 PCで加筆するようなことも可能だ。

ワコムといえばペンタブレットだが、このBamboo Paperはスタイラスペンを使ってもいいし、指で手書きしてもいい。スマートフォンやタブレットでの手書きノートとして便利なアプリとなっている。

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Bamboo Paperの画面例

→Bamboo Paperについて
https://www.wacom.com/ja-jp/jp/everyday/bamboo-paper

あとがき

NVIDIAがSHIELDファミリーの機種を拡充してきました。日本では販売未定なので残念ですが、スマートフォンやタブレットがコンソール機の代替的存在になる可能性は本当に軽視できなくなってきたように思います。私はコンソール機でグラフィックレベルが高い本格的ゲームがやはり好きですが、最近ではAndroid/iOSでも見劣りしないゲームが出てきていますし、スマートフォンやタブレットからテレビへワイヤレスで映像を出力できる環境も整ってきました。SHIELDタブレットが北米でどれくらい売れるのか注目したいですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







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