スマホのイヤホンジャックに物理ボタンを!話題のPRESSY、iKey、i-clickを比較してみた!
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Androidスマートフォンのイヤホンジャックに挿し込み、あらゆる操作を割り当てる事ができる「PRESSY」は、Kickstarterで出資者を募集している時点で大きな話題となっていました。
今回はその「PRESSY」(の日本語版パッケージ)がようやく届いたので、使い方や操作感をご紹介します!さらに、「PRESSY」(の日本語版パッケージ)の出荷開始より早くに発売された同様の製品「iKey」と「i-click」もゲットしたので、それぞれの比較も行いたいと思います!
ではでは、早速「PRESSY」を開封します。
箱を開けると、コロンと「PRESSY」が封入されていました。出資額によってはここに「PRESSY」を挿して保管できるキーホルダーも付いてきますが、今回は本体のみの購入です。
下部には「PRESSY」の簡単な使い方が記載されています。
ちなみにこちらが「iKey」です。緩衝材に包まれた簡素なパッケージに入っています。
そしてこれが「i-click」です。こちらは社員証を入れるようなケース(?)に入れられています。本体はイヤホンコードなどに付ける事ができるケースに挿し込まれた状態です。
梱包については「PRESSY」の圧勝といったところでしょうか。
「PRESSY」を取り出してみました。見た目はほぼイヤホンプラグと同じです。頭の部分がボタンになっていて、押すとカチカチと手応えがあります。かなり小さいので、無くしてしまわないか心配ですね。
残り2つも開封しました。パッと見はどれがどれだか区別がつきません…。「PRESSY」は黒を購入しているので、ボタン部分で判別できますが、他2つはかなりそっくりです。
ちなみに「PRESSY」と「i-click」は4極プラグで「iKey」は3極プラグのようです。
では「PRESSY」アプリをインストールして使ってみたいと思います!アプリはPlayストアで公開されているので、検索するか箱についているQRコードからストアページにアクセスできます。
アプリインストール後、箱に記載されている認識コードを入力するか、QRコードをを読み取ってアクティベートを行いましょう。
いよいよ「PRESSY」を挿し込みます!今回使用した端末はGalaxy S4です。挿し込む時の注意点として、頭のボタン部分を押しながら差し込まないようにしてください。
押したままだと上手く利用できな場合があるようです。また、一部の端末では動作しないという報告もあるので、対応機種は確認しておきましょう。
こちらが「PRESSY」を装着した状態です。スマホ本体から数ミリほど出るだけなので、全く気になりません。もちろん持った時や操作感にも影響なしです。
「PRESSY」本体をスマホに差し込むと「今挿し込んだのはPRESSYか?」と訊かれるので、「PRESSY」アイコンをタップします。
その後、画面に表示された回数に従って「PRESSY」のボタンをクリックしましょう。これで準備完了です。
その後、使い方のチュートリアルが始まるので、指示に従って操作してみてください。
最初にライトが点いたときはちょっと感動しました。
起動させるものによっては細かく条件を設定可能です。例えばこの設定にした場合、2クリックで背面カメラで写真を撮影します。
写真を撮影すると画面上にプレビューが表示されます。写真は「Pressy images」フォルダに保存され、画像ビューアーなどで閲覧できますが、アプリ内臓のメディアブラウザからも閲覧可能です。
実際に使用している動画を用意したので、動作についてはこちらが分かりやすいと思います。
・【OCTOBA】スマホのイヤホンジャックに挿し込む物理ボタン「PRESSY」を使ってみた |YouTube
今回は1クリックで写真撮影、2回でブラウザ起動、3回で特定の番号へ発信、を割り当てました。反応はとても良く、ラグもほとんどないように感じました。
クリックした時はスマホ本体がブルっと震え、何回押したか分かるようになっています。
割り振れる機能はこの他にも様々で、ショートカットなんかもOKです。よく見るサイトのブックマークなんかを登録しておくと便利そうですね。
また、割り振りは3つまでではなく、長押しを入れるとかなりの数が登録できます。これを全て覚える方が難しそうです…。
いらなくなった操作は、右スワイプから削除もしくは停止しましょう。削除さえしなければ、いつでも再開可能です。
では次に「iKey」の方を見てみましょう。こちらも対応アプリがリリースされているので、インストールしておきます。
アプリを起動するとアップデートを促されますが、このアップデートを適用するとアプリが日本語化されます。「PRESSY」は英語のみなので、この点は一歩リードしています。
「iKey」には特にアクティベートなどはなく、本体を挿し込んだら「iKey」を選択すると使用できます。
設定方法は異なりますが、基本的には「PRESSY」と同じくクッリク回数に動作を割り当てるだけです。
可能な動作にメモリクリアや電源メニューがあったり、カメラの撮影プレビューが無かったりと異なる点はありますが、どれも問題なく使用できます。ただ、「PRESSY」と比べて少しレスポンスが遅いような気がしました。
残る「i-click」については「iKey」アプリと「KlicK」というアプリが使用できると表記されています。見た目と設定方法が多少違うだけなので、自分に合った方を選ぶ事ができます。
レスポンスについても「iKey」とほぼ同等で、多少「PRESSY」より遅く感じる事がある程度です。
さて、ここまでご覧になっていかがでしょうか。結論からいうと「3つの製品に差はほとんどない」と、感じました。しかし、購入方法や価格にはかなりの差があります。
「PRESSY」購入はこちらの公式サイトから行うのに対し、「iKey」「i-click」はAmazonで購入可能です。
その価格にも大きな違いがあり、「PRESSY」は最低27ドル(2,800円)とそれなりのお値段ですが、「iKey」「i-click」は500円以下で販売されています。
多少のレスポンスを犠牲にしても、手頃に購入できる方が受けは良いのではないかと思います。
ただし、「PRESSY」は連続長押しの組み合わせが設定できるので、登録できる動作の数は圧倒的です。(そこまでの数を登録する方がいるのか不明ですが)
さらに、色々試していると「iKey」は「PRESSY」アプリでも動作する事が分かりました。正確に言うと「i-click」が「PRESSY」アプリで動作しない以外、どの組み合わせでもOKです。(※)
皆さんは買うならどれにしますか?個人的には「iKey」が一番良いと感じました。
※公式に認められているものではないので、全ての動作が行えるかは不明です。
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