Nexus5などに入っているGoogle Nowランチャーは、ホーム画面の一番左のスクリーンがGoogle Nowになっています。アプリを起動しなくてもスワイプだけでGoogle Nowが起動できて便利ですよね。
でも、Google Nowだけじゃなくもっとほかのアプリも同じように起動できたら?それを実現したホームアプリが『Blur – A Launcher Replacement』です。
一見するとごくごく普通の、Android標準のホームアプリのようです。ところが、画面の左端を内側にスワイプすると…なんと電卓が出てきました!
電卓だけじゃありません。
Google Nowと似たような情報カードや、本アプリと同じデベロッパーのTwitterアプリ『Talon』もスワイプで出すことができます。
これらはアプリ個別に起動しているのではなく、ホーム画面に組み込んでスワイプでその画面を出しています。ウィジェットとも違いますよ。
動画を見ると、その動きがよくわかると思います。
・Blur – A Launcher Replacement
では実際に設定してみましょう。
インストール直後はまだ何も登録されていないので、画面左端からスワイプしても「何も登録されてないよ!」と言われてしまいます。「設定」のボタンから設定画面へ移動し、「PAGE PICKER」を選びます。
スワイプで表示されるものは「ページ」と呼ばれます。「PAGE PICKER」ではページごとにどのアプリを表示するのかを選びます。
ページは5ページ用意されており、1つのページに1つのアプリを割り当てます。とは言っても、最初はGoogle Nowのような情報カード表示の「Blur Info」と電卓「Simple Calculator」の2つしかありません。どんなアプリでも表示できるわけではなく、表示アプリ側での対応が必要です。
同じデベロッパーのTwitterアプリ『Talon』はもちろん対応しています。
ただし本アプリで表示させるための『Talon (Blur Launcher Page)』を別途インストールする必要があります。
Talon for Twitter
[dl_button1]
Talon (Blur Launcher Page)
[dl_button2]
・Talon for Twitter : ヤバい、惚れた。KitKatにもバッチリ対応したイケメンすぎるTwitterクライアント! | オクトバ
普通にアプリを起動した画面とはまた少し違ったレイアウトになりますが、この1ページで十分に使うことができます。
その他のホームアプリとしての機能は以下のようなものがあります。
- アイコンパック対応
- 上へスワイプでドロワー、下へスワイプで通知領域
- ホーム、ドロワーともにグリッド数の変更可能
- アイコンの大きさ変更
- ドロワーで指定アプリを非表示
- ドックのオンオフ
- ウィジェットのリサイズ
- アプリを重ねてフォルダ作成
十分にあるともいえますが、多機能とはまだ言えないくらいですね。
動きとしては非常に面白いホームアプリです。本家Google Nowランチャーはホーム画面の左端がGoogle Nowになっていますが、本アプリはどのスクリーンからでも左端スワイプでページを呼び出すことができます。これはなかなか便利です。
ただやはり対応アプリがまだ少なすぎるというのが難点です。組み込むための仕組みも公開されているようですので、ほかのアプリ開発者が対応してくれれば盛り上がると思うのですが、どうでしょうか。