各社の新料金プランで、データ通信容量を以前よりも細かく選べるようになりました。自分がどれだけモバイルデータを使っているのか、あと何MB使えるのか、ちゃんと把握しておきたいですね。
『Onavo Count』は現在のプラン内での使用量を測定し、アプリごとの通信量も表示してくれるアプリです。それだけではなく、アプリごと他のユーザーと比べて自分がどれくらい通信しているのか、ということまで教えてくれるんです!
アプリを起動すると、設定した請求サイクル内で現在どれだけ使っているのか、ドーナツグラフで表示してくれます。
これは「ソーシャル」や「ニュース」といったカテゴリで色分けされて表示されます。
「詳細」タブを開くと、期間を指定して1日ごとにどれだけ使ったのかを棒グラフで表示したり、1週間の使用量を折れ線グラフで表示します。
また、アプリごとに使用量を表示できるので、どのアプリで多く通信しているのか、ということもわかります。
リストからアプリを1つ選ぶと、より詳細なデータを見ることができます。
通信がフォアグラウンド・バックグラウンドのどちらで行われているのか、アプリの使用時間は?といったことが表示されます。
本アプリが面白いのは、ここで測定したデータ使用量を、ほかのユーザーの平均と比較できることです。
アプリごとに、同じアプリを使っているユーザーの使用量と比較し、自分がどの位置にいるのかがわかります。私の場合、Twitterでは他の人よりもかなり使っているようです。TL上に画像の投稿が多いせいですかね。
設定画面ではデータプランを設定できます。ここに自分の契約しているプラン(1ヶ月3GBや1日50MB)を入力します。契約月の途中から本アプリを使うときは「使用済みデータ量」を入力すれば、その分の値が残りデータ量から差し引かれます。
本アプリには3種類のウィジェットが用意されています。なかでも「ライブデータ使用」はここ30分以内でデータ通信を使用したアプリを表示してくれます。思いがけないアプリがバックグラウンドで通信しているのも見つけられてしまうかもしれませんね。
単に通信量を測るだけでなく、他の人と比べられるというのは面白いアプリですね。
私の場合、上で書いたように『Twitter』では上位90%にいましたが、同時期にほぼ同じ容量を使った『twitcle plus』では下位90%の位置にいました。同じTwitter系アプリでも、それぞれのユーザーごとに使い方に差があるということなのでしょう。
本アプリを使えば、自分のデータ通信プラン、そして使用しているアプリについても見直すきっかけにすることができると思います。自分の傾向を知りたい人は、ぜひ使ってみてください。