Carat : バッテリー浪費してるアプリはどれ?対策するにはまず原因を知ることから始めましょう!

スマホのバッテリーの大型化や省電力化により、以前と比べるとバッテリーの持ちも良くなりました。
それでも、いろいろなアプリを多く入れているとバッテリーはどんどん減ってしまいます。
そのうちのどのアプリがバッテリーを浪費しているか調べてくれるのが、今回ご紹介する『Carat』です。

バッテリー浪費アプリ発見!

アプリを起動すると自動でチェックが始まり、左側の画像のようが画面が表示されます。

「Action」タブは基本画面で、起動中のアプリ一覧が表示されます。
それぞれのアプリには時間が書かれていて、例えば「Chrome」の場合は「6h44m ± 24m」という時間が書かれていますが、これは、そのアプリを終了(Kill)させた場合に増えるバッテリー時間の目安です。

タップして表示される詳細画面から「Kill」でそのアプリを終了、もしくはその横の「App Manager」よりアンインストールすることもできます。

※今回の場合、一度Chromeを終了させているので、画面には「Restart Chrome」と表示されています。

隣のタブ「Device」では、使ってるスマホの電力使用状況が確認できます。

上部に表示される「J-Score」はバッテリーの使用成績で、数字が大きいほど効率的にバッテリーが使われていることになります。
「29」という数字はあまりいい成績ではありません。1週間ほど前に確認したときは「55」だったのですが、アプリをいくつかダウンロードしたからでしょうか、一気に成績が下がってしまいました。

「View Process List」をタップすると、現在起動しているアプリが分かります。

浪費の要注意アプリはどれ?

続いての「Bugs」はアプリ側の原因に由来する電力消費リストです。

全てのアプリが常に効率よく動作しているとは限らず、さまざまな要因によって不必要にバッテリー浪費しているケースもあります。

そしてその隣のタブ「Hogs」です。豚のマークが描かれていますが、これは豚のように電力を食うという意味合いがあるようです。つまり、単純に電力使用量が高いアプリです。

「Bugs」「Hogs」に表示されるアプリはバッテリー浪費の要注意アプリと言えます。あまり使用頻度が高くなければアンインストールするのも1つの方法です。ただし、アプリの中には常時起動が必要なものもあるので、アンインストールには注意する必要があります。

問題解決するには、何ごとでもまずは原因を調べなくてはなりません。

本アプリをその原因と現状を把握することができますが、インストールしてすぐに把握できるわけではありません。インストール後、数日から1週間程度は置いていたほうがいいと思います。

原因が分かれば、タスクキラー系アプリの導入や、アンインストールするなど、対策も取ることができます。

もしバッテリーの問題で悩んでいるという方は、ぜひ一度試していただきたいと思います。