ファイナルファンタジーのスマホ最新作『ファイナルファンタジー レコードキーパー』がついに登場です!
「ファイナルファンタジーを、もう一度。」ということでこれまでのナンバリングタイトルの物語を追体験するような、ファイナルファンタジーで育った世代歓喜のアプリです。
素晴らしいドット絵のグラフィック、懐かしいあのBGM!ファイナルファンタジーの記憶を取り戻す旅が、今始まります!
今回の物語の世界、とある王国にはひとつの言い伝えがありました。『偉大な物語の「記憶」それこそが秩序と安定をもたらす』
そこでこの王国では、「記憶」を「絵画」に封印し、「歴史省」にて代々守護してきました。
しかし、突如その記憶が消え始めてしまい、世界は大混乱に。
記憶を取り戻すため、歴史省に務める少年「デシ」の追憶の旅が今、始まるのでした…。
基本的なシステムは、各タイトルごとにワールドが分かれており、その中の名シーンがダンジョンとして登場します。
そこで行われる戦闘をクリアしていき、記憶を取り戻すというわけです。
さぁ、どんどん進めていきましょう!
ダンジョンでの戦闘はFFのシリーズではおなじみのATB(アクティブタイムバトル)で行われます。
そしてグラフィックはすべてドット絵です。元々ドット絵だったFF4やFF5のキャラはもちろん、FF7やFF8などその後のシリーズ作品のキャラもすべてドット絵です!
さらにさらに、流れるBGMはもちろん当時のあの音楽!
いや実はタイトル画面でプレリュード(クリスタルの間で流れるBGM)が流れた時からウルウルきてたんですが、メニューの選択時の効果音もFFのあの音で、戦闘のBGMもそれぞれのタイトルで使われたものが流れて、ホント泣けてきます。
いくつか戦闘をこなしてステージをクリアしていくと、新たな仲間が手に入りました。
クラウドさん!
え、まだ序盤も序盤なのにクラウドさんなんて人気キャラが手に入っていいんですか?
あ、でもまだあの特徴的なバスターソードは持ってないんですね。
FFの有名キャラといえば忘れてはならないのがシド!
今回のシドは歴史省に研究所を構える工学博士。装備品の強化やアビリティの作成などをやってくれます。
なんか風貌がシブいですね。サングラスしているのがとてもカッコいいです。
更に進めていくと入れるワールドも増えていきます。
FF4は私が初めて触れたFFであり、最も好きな作品です!ミストの洞窟といえば一番最初の洞窟、そして一番最初のボス、そうミストドラゴンの登場です!
ミストドラゴンと言えばあれだよな…?と思いながら戦っていると
「ドラゴンは きりに すがたを かえた!」
おぉー、原作通り!
ここは攻撃してはいけません、そう「僕たちは知っている。」本作のキャッチコピーどおり知っているんですよ、僕たちは。
そしてそして、ミストドラゴンを倒したとなれば、ひょっとして次に仲間になるのはあのFFシリーズで最も可愛いあの子、あの子が登場かな?ドキドキ…。
カインキター!
え?カイン?え?あの子じゃなくて?
…なんかこの人、突然いなくなったり裏切ったりしそうなんですけど…大丈夫ですか?そういうの…ないですよね?
気を取り直して更にFF10の世界へ進んだのですが、ここで初の全滅…。
全滅するとDr.モグがヒントをくれます。
そういえば装備の強化やアビリティも生成・精錬していませんでした。鍛えなおして、出直しですね。
ファイナルファンタジーの物語は、まだまだ続きます。
本作は「ファイナルファンタジーの記憶を取り戻す物語」です。
しかしプレイしてみて感じたのは、取り戻す記憶というのは私たちプレイヤー自身のFFとの記憶なのだということです。ゲームを進めて数々の名場面を巡ることで思い出される自身の記憶。いろいろなものが蘇ってきて大変です。
ファイナルファンタジーを体験してきたすべての人にオススメの本作ですが、なかでも特にFF4/5/6あたりを中学生の頃に体験した、FFで育った世代には特にプレイしていただきたいです。