米ロサンゼルスにてAdobe Systemsが開催中のクリエイター向けイベント「Adobe MAX 2014」にて、VAIO株式会社はクリエイター向けタブレットPCの試作機「VAIO Prototype Tablet PC」を公開しました。
「VAIO Prototype Tablet PC」は、12.3型(アスペクト比3:2)のディスプレイを搭載し、解像度は2560×1704ピクセル(約250dpi)、Adobe RGBカバー率95%以上、プロセッサーにインテル® Core™ プロセッサー H プロセッサーライン(Quad-Core プロセッサー)、GPUにインテル® Iris™ Proを採用と、タブレットとしては圧倒的なスペックを誇ります。
「VAIO Prototype Tablet PC」は“クリエイターがデスクに縛られることなく、いつでもどこでもアイディアを形にできる高性能なタブレットPC”というコンセプトに基づき、イラストレーターやグラフィックデザイナー、漫画家など様々なクリエイターへのモニタリングを行ったとの事です。
その中で、「クリエイティブの質を追求するのに、クリエイターはクリエイティブとは言えない環境や非効率なワークフローを強いられており、そこにはメーカーとして解決すべきことが多くある。解決できれば仕事の効率化・コストダウンに直結し、クリエイターはその時間をもっと質の追求に費やすことができる」という事を発見し、それらを解決する為に「VAIO Prototype Tablet PC」は開発されたとの事。
Adobe MAXにに出展した理由も、プロトタイプの段階で多くの方に上記の事を知って頂きたかったから、としています。
今回の「VAIO Prototype Tablet PC」の製品版が実際に販売されるかどうかは不明ですが、同じようなコンセプトのモデルは近いうちに販売されるのではないでしょうか。
店頭に並んだら、是非一度は手にとって触ってみたいですね。