Androidニュースのまとめ:2014年10月4日 ~ 2014年10月10日
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HTCが米国でプレスカンファレンスを開催し、スマートフォン新モデル「HTC Desire EYE」、小型カメラ「RE」を発表した。また、ファーウェイ・ジャパンは日本で指紋認証センサー付きのスマートフォン「Ascend Mate7」を発売することを明らかにした。そして、LINEが事業戦略発表会を開催し、新サービスを続々とリリースすることを明らかにしている。
【HTC Desire EYE】
HTC Desire EYEは、一般的に言うメインカメラを2つ搭載したスマートフォンで、背面、前面にそれぞれ13メガピクセルのカメラを搭載する。レンズ仕様は背面側の方が若干良いが、前面カメラも高性能だ。画質の良い自分撮りができるほか、背面カメラとの同時撮影によって2つの写真を並べて一枚にしたり、合成したり、と様々な機能も備える。前面カメラにもLEDフラッシュを搭載している点も特徴。
両面に13MPカメラを搭載するHTC Desire EYE
OSはAndroid 4.4.2、CPUはQualcomm Snapdragon 801 2.3GHz、2GB RAM/16GB ROM、約5.2インチのフルHD液晶搭載などの基本スペックだ。
HTC Desire EYEは5.2インチのフルHD液晶を搭載する
【HTC RE】
HTCは小型スティック型のカメラREを10月下旬に発売する。米国からのローンチで、その後、他の地域でも販売する予定で、価格は199.99ドル。
このREは、F2.8、146度広角のレンズ、16メガピクセルの1/2.3型CMOSセンサーを搭載したカメラで、IPX7相当の防水性能も持つ。820mAhのバッテリーを搭載し、写真は約1,200枚、動画は約1時間40分の連続撮影が可能となっている。
microSDカードスロットを搭載しているので、データのやり取りはmicroSDカードで可能だが、Wi-Fi経由でスマートフォンへの転送もできる。スマートフォンとの連携では、スマートフォンの画面をファインダー代わりに使ったり、遠隔操作も可能となっている。
さらに、REは将来的にYouTubeへのリアルタイムでの動画ストリーミングも可能になる予定なので、ライブ配信用カメラとしても活用できる。
【シャープ MEMS-IGZO液晶搭載タブレット】
シャープは米Qualcommの子会社PixtronixのMEMSディスプレイ技術とIGZO技術を融合させたMEMS-IGZOディスプレイを搭載するタブレットを開発したことを明らかにした。MEMS-IGZO液晶は低消費電力化と色再現性が高いことが特徴。また、屋外などの明るい場所でも明るく表示できる高輝度モードも搭載する。
MEMS-IGZO液晶搭載タブレット(7インチ)
他にも、さらに省電力で駆動させられるグレースケール/白黒モードも搭載する。シャープはMEMS-IGZO液晶搭載タブレットをまずは法人向けに2015年上半期にリリースする予定だ。
【ファーウェイ Ascend Mate7】
ファーウェイ・ジャパンは日本市場で12月をめどにAscend Mate7を発売する。SIMフリーで、U-NEXTなどのMVNO各社、全国の家電量販店などで販売される予定。エンットワークはLTE、WCDMA、GSMに対応し、国内ではNTTドコモのネットワークなどで利用できる。
Ascend Mate7
Ascend Mate7はLTE Category6、下り最大300Mbpsに対応する点、指紋認証センサーを搭載し、指紋認証でのロック解除などができる点、約6インチのディスプレイを搭載しつつ、ベゼルを狭めることでボディサイズを比較的小さくできている点などが特徴。
プロセッサはオクタコアのHisilicon Kirin 925 1.8GHz/1.3GHz。
【auからFirefox OS搭載スマートフォンが年内に登場へ】
KDDIは「Firefox OS」を搭載したスマートフォンを年内に発売する。当初は年度内の予定だったが、前倒しになり、年内、より限定すれば「クリスマスプレゼント」としてのリリースになることが明らかになっている。その事からもおそらく12月に発売になるものと思われる。
KDDI代表取締役社長 田中氏
また、市場にあるFirefox OS搭載スマートフォンは地味なデザインのものばかりだが、auから登場する端末はデザインにも凝ったものになるということだ。
【LINEの新サービス】
LINEは9日に事業戦略発表会を開催し、いくつかの新サービスを準備していることを明らかにした。決済サービスの「LINE Pay」、タクシー配車サービスの「LINE TAXI」、音楽配信サービスの「LINE MUSIC」、商業施設の屋内マップ「LINE Maps for Indoor」、公開アカウントの「LINE@ ID」などだ。
LINE Payはクレジットカードとの連携、事前チャージによって決済できるサービスで、提携店舗や各種ウェブサービスなどにおいて利用できるようになる。また、LINEの友人と割り勘できたり、送金できることが大きな特徴となっている。
LINE Payの利用イメージ
LINE TAXIは、日本交通との提携で実現するサービスで、アプリからタクシーを呼ぶことができ、支払いにはLINE Payを利用できる。まずは東京限定でのローンチとなり、将来的には全国展開が行われる予定。
LINE TAXIの利用イメージ
LINE MUSICはエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントと共同出資する新会社「LINE MUSIC」で提供するサービスで、サブスクリプション型の音楽配信ストリーミングサービスになる予定。
LINE Maps for Indoorはショッピングセンターなどの大型の商業施設の屋内マップを確認したり、目的地までのルートを案内してくれるサービス。GoogleマップのインドアマップのLINE版のようなサービスになる。
LINE Maps for Indoor
HTC Desire EYEとHTC REが発表されました。日本市場に投入されるかどうかはまだ分かりませんが、両製品とも期待したいですね。特に自分撮りをする機会が多い方にはHTC Desire EYEはかなり良さそうですね。また、LINEから様々なサービスが発表されましたが、LINE Payの割り勘機能、送金機能は便利かもしれません。もちろん、セキュリティ面の確保は重要ですが。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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