「今から電話していい?」確認ができるアプリ : Knock for Android

『Knock for Android』は超短い一言メッセージを送れるメッセージアプリです。
特徴は、受け取った人が「YES」or「NO」で返答できるところにあります。文字を打つ手間をかけず即座にレスポンスが返せるため、「今から電話していい?」「今から遊びに行っていい?」「ゲームにログインして来れる?」など簡単な質問を投げかけることができます。

また、返答時に現在位置をマップ上にピン留めして送ることもできます。
これによって「今どこ?」に返すことができ、待ち合わせの時に役立ちます。

パーソナル情報を登録します

初回起動時にはチュートリアルが挿入されます。英語ですが気にせずに。アプリを使う上ではあまり気にならないはずです。

本アプリは端末の電話番号やメールアドレスに紐づけて相手を特定する仕組みのため、IP電話アプリのように専用の番号が発行されることがありません。

画面を進めると自分の端末の電話番号が自動的に入力されているはずです。
海外製のアプリのため国際電話番号での入力となります。「+81」というのは日本に向けた国際電話をかける際につく番号です。
+81からはじまる番号を入力する場合、1桁目の0は省きます。「090-」なら「+81-90-」になります。

更に進むと名前とメールアドレスの入力が求められます。こちらも自分のGmailなどが自動で入力されているはずです。名前などは自由に変えられますが、「Last Nameが苗字」「First Nameが名前」になります。ただ、そのとおりに登録すると「太郎 奥鳥羽」と表示されます。日本人としか関わらないのであれば逆にしてしまっても特に問題は生じないかと思います。

円形の星マークをタップして自分の写真などを追加することもできますが、端末によって指定できないことがありました。

送信相手を招待または登録します

Shareボタンを押すと共有ウィンドウが開き、SNSやGmailなどを使って本アプリを共有できます。

一度共有する、または共有画面を開いた後でバックキーなどでキャンセルするとボタンが「Invite」に変化します。
こちらも同様に共有ウィンドウが開きます。

個人を誘う場合ハングアウト等を使うと良いでしょう。
本アプリの概要説明のYouTubeリンクと、本アプリのPlayストアへのリンクが自動入力されています。

既に相手が本アプリをインストールしている場合、メニューボタンから「Add contact」を押して追加します。
追加時に必要なのは相手の登録名と電話番号で、電話帳から探すこともできます。
なおここに電話番号を入力する時は「+81」はいりません。「090」からで大丈夫です。

これで準備完了です。

一言メッセージを送信できます

対象者を選ぶと入力画面が出てくるので、メッセージを入力します。日本語も使えます。
入力欄左側の顔をタップすると絵文字入力もできます。

受信者の画面はこのようになります。電話の着信と同じように音が鳴ります。

届いたメッセージに対し「YES」か「NO」をスライドして決定します。結果は送信者に通知されます。
「宿題やった?」「頼んでおいたこと済ませてくれた?」など、簡単な確認にも使えるため家族間で利用しても良いでしょう。

1分以内に返事できなかった場合は不在着信と同じように通知されます。

履歴確認もできます。

即レスも可能です

Settingsの「Advanced」項目から、レスポンス(返信)機能を追加できます。

callボタンを追加すると、そこにスライドした時即座に送信者に電話をかけられます。
textボタンを追加すると、そこにスライドした時送信者宛に定型文を返信します。

定型文は予め登録しておく必要があります。デフォルトでは全て英語になっていますので、日本語で登録しておくと良いかと思います。

レスポンス内容は対象のアイコンをタップすると確認できます。

「今どこ?」→「ここだよ」

届いたメッセージに対し位置情報を返信することができます。
この機能を使うには端末の位置情報アクセスをONにしておく必要があります。

届いた位置情報は小さな地図で表示されており、タップするとマップアプリやナビアプリなどを開けます。
説明会やイベント等への招待、待ち合わせなどでもかなり頼りになる存在です。

Twitterのような手軽さでSMS以上に簡単にコミュニケーションを取りたいと思ったことはありませんか?
またその際、メールとも異なり、できるだけスムーズに返事をもらえる仕組みが欲しいと感じたことはありませんか?
そういう方に「Knock」はおすすめです。