Androidの音楽プレーヤーは山ほどありますが、もう機能は出し尽くされた感があり、どれも似たり寄ったりで、機能の優劣はあまり無いように感じます。
では、どこで差別化を図るか？そう、見た目です！『Jair Player』は基本的な機能を網羅しつつ、見た目を自分好みに変更できる音楽プレーヤーです。
まずは簡単に機能の紹介を。本アプリで使用する音楽ファイルの保存場所は、特に決まっていないようです。「music」フォルダでなくとも、音声ファイルを自動で認識するようです。デフォルトでは全曲一覧になっているので、アルバムやアーティストなど、見やすいものに変更した方が良いでしょう。
グリッド表示とリスト表示が可能です。保存楽曲が多い場合は、リストの方が見やすいと思います。
再生画面はアルバムアートが大きく表示され、インパクトがあります。画面右上のアイコンから、収録曲一覧に移動できるので、選曲も素早く行えます。
タグ編集などはもちろんですが、歌詞の検索・登録も行えます。ヒットするのは洋楽、もしくは海外デビューしているアーティストの楽曲が主ですが、試しに検索してみると良いかもしれません。
設定からはギャップレス再生のON/OFFなどもありますが、注目すべきはココ！ThemeとThemeColorです。ここではテーマを黒と白から、テーマカラー（上部のアクションバーの色）を好きな色に変更できます。
色はカラーパレットから細かく選択できるので、必ず自分の好きな色に設定する事ができます。また、Android4.4であれば、ステータスバー部分も透過できるので、より統一感が出ますよ。
見た目だけではなく、通知領域やロック画面からの操作など、基本的なところは押さえてあるので安心です。このロック画面もインパクトがありますね。
ウィジェットは大きさや機能が違うものが計4種用意されているので、ホーム画面のデザインや必要な機能から選んで設置できます。比較的シンプルなデザインなので、あらゆるホーム画面に合わせやすいのではないでしょうか。
端末の音声ファイルを自動で認識するので、余計なものも入ってくる事があるのが玉に瑕でです。読み込むフォルダを選択できると良いのですが。
…と、使い勝手に不満がある場合は、本アプリのGoogle+コミュニティがあるので、こちらに要望を出すと良いかもしれません。盛んに議論が行われているので、今後が楽しみなアプリの一つです。