Googleが、android.comのサイト上でiPhoneなどのiOSからAndroidへのデータ移行方法を解説するページを公開しています。
このページではデータ移行を「写真と音楽」「連絡帳」「メールとメッセージングツール」「アプリ」の4つに分けて解説しています。
画像と動画
写真の移行にはGoogle+の写真アプリを推奨しています。Google+では2048×2048より小さい画像や15分以内の動画なら無制限に保存することができます。
iOSにもGoogle+はあるので、これを使って端末内の写真や動画のバックアップをクラウド上にアップロードして移行します。
音楽
iTunesのライブラリは、Google Play Musicを使います。iTunesと同期したPCにGoogle Play Music Managerをインストールし、クラウド上にアップロードすればOKです。
Gmail
Gmailはwebメールなので、ただGmailアカウントにログインすればそれで終わりです。
iCloud
iCloudからは、ログイン後に設定から「Export vCard」を選んでエクスポートし、Gmailの設定からエクスポートしたvCardファイルをインポートして移行します。
Gmail
GmailはGmailアカウントにログインすればそれで終わりです。
Yahoo Mailなど、その他のメールサービス
そのサービスごとに専用のアプリがあるので、それをインストールすればAndroidデバイス上でそのまま使い続けることができます。
Google Playには130万以上のアプリがあります。
その中には今までと同じアプリもあるかもしれません。アプリの中には、インストール後にその中でログインすれば引き続き使えるものもあります。
また、アプリによって移行方法が案内されているものもあるでしょう。
原文はすべて英語ですが、上記のようなことが書かれています。(ただし完全に訳したわけではなくあくまで抜粋です。)こういった案内を出すことで、iOSからAndroidへの移行に対する精神的な壁を少しでも崩していこう、ということでしょう。
今回案内された内容を見ると、ほとんどがクラウド上にデータを移動して、端末はそれを使うだけ、という現状が見えてきます。これはiOSからの移行だけでなく、Android間での機種変更の際にも同じことが言えますね。