ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社は、11月16日付けで社長兼最高経営責任者(CEO)を交代すると発表しました。新CEOはソニーの業務執行役員を務める十時裕樹氏で、現CEOの鈴木国正氏は、ソニー・エンタテインメントのEVPに就任します。
スマホ事業を立て直し
新CEOの十時氏は、ソニー本体の業務執行役員を務め、経営企画や財務、新規事業創出を担当しています。
ソニーのスマートフォン事業は、主に中国メーカーの台東により苦戦し、立て直しが急務となっています。
今後ソニーモバイルは、新興国での拡大路線を見直し、日本や欧米での通信事業者との連携を強化する方針を打ち出しています。
【ニュース】
「ソフトバンク、ソニー「エクスペリア」の開発に関わった黒住吉郎氏を商品統括部副本部長として採用」(ブルームバーグ引用)#fx
— FXCM ジャパン証券 (@FXCM_Japan) 2014, 10月 27
また、長年Xperiaの開発に携わってきた黒住吉郎氏がソフトバンクへと移籍したとの情報もあります。
iPhoneが大手3社から発売されている今、ソフトバンクはAndroidで差別化を図る方針で、この秋にもソフトバンクとしては初めてのソニーモバイル商品である「Xperia Z3」が発売されます。
これらが今後、Android業界やスマホ業界にどんな影響を及ぼすのか、そしてどのように変わっていくのか注視したいと思います。
ソニーの2014年度第2四半期 業績説明会は、本日10月31日に行われる予定です。
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