ファントム オブ キル : スマホレベルを超えてる!?本格的シミュレーションRPG!

ティルフィング、レーヴァテイン、ロンギヌス、かつて中二病だった方ならピクリと来てしまう名称ですよね。これら伝説の武器の名前を持った少女たちが戦う本格シミュレーションRPG、それが『ファントム オブ キル』です。

スマホゲームというと、どうしてもお手軽系が多いですが、本アプリはシミュレーションRPG好きの方にも十分納得してもらえる内容の詰まったゲームになっています。

プロモがもうワクドキ

ファントム オブ キル プロモーションムービー

まずこのプロモーションムービーがカッコいいですよね。ワクワクしちゃいますよね。
ゲームのオープニングで流れるムービーはあの押井守氏が監修を務めており、これまたかなりカッコいいですよ!

ソシャゲ×シミュレーションRPG

ユニットでチームを編成して、シナリオにそってクエストをクリアしていく。こう書くとありきたりなソシャゲのように見えますね。本アプリも基本的には編成した部隊で1ステージごとに戦闘を行ってシナリオを進めていきます。しかし、まずその戦闘がありがちなポチポチゲーでもパズルでもないんです。

中身は本格的シミュレーションRPG

戦闘はマス目で区切られたフィールドを舞台に、敵味方のターン制で行われるシミュレーションRPGの形式です。ファイアーエムブレムなどでお馴染みの形式ですね。

ユニット同士の直接戦闘は1対1で行われ、1回の攻撃と反撃、そして時には追撃で終了となります。
この時の戦闘シーンは、デフォルメされた3Dのキャラで行われます。よく動いて可愛いですよ。

各キャラの持っている武器は、その時装備しているものがちゃんと反映されます。細かいことですが、このあたりに気を使ってくれるのは嬉しいですね。

本格的なストーリー

各章ごとにストーリーが展開されていきます。武器の名を持つ少女たちとは何なのか、主人公の失われた記憶とは…?

ただし、1つの章が比較的多くのステージで構成されており、1つ1つのステージがそれなりに時間がかかるので、もう少し細かくシナリオパートがあると良かったかな、とも思います。

魅力的なキャラと豪華声優陣

こういったゲームではキャラのイラストと声優が重要ですよね。大丈夫です、本アプリも豪華声優陣が揃ってます。
雨宮天、内田真礼、釘宮理恵、小林ゆう、田村ゆかり、茅原実里、生天目仁美、能登麻美子、花澤香菜など、声優に興味のない方でも少しは聞いたことのある名前があるのではないでしょうか。

各キャラは進化していくことで見た目も豪華にパワーアップします。それによりジョブも変わってきますので、戦略も変化していくことになります。

武器も成長する

さらに本作では各キャラに装備させる武具についても「熟練度」という成長システムが存在します。同じ武具を使い込むほどに力を引き出すことができるというわけです。
ただし、戦闘でやられてしまうと武具が破壊され、最悪の場合は修理に失敗して消失してしまうことも…。

はっきり言って、スマホで出すのがもったいないと思えるほどの内容です。ですが、そのせいなのか読み込みに時間がかかることもあるようです。
とくに初回の起動では追加ダウンロードにかなりの時間がかかります。その間にミニゲームをやることもできるのですが、それにしても長い…。Wi-Fi環境でも20分ほどかかりました。最初に始めるときは、なるべく通信環境の整った場所で行うようにしてください。