LGの円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチ「LG G Watch R」が12日に日本のGoogle Playでも発売開始され、すぐに購入したものが届きましたので、さっそくレビューしていきたいと思います。
外箱は黒くて少し高級感がただよっています。この色、この手触り、かなり好きです。
箱を開けると正面にG Watch Rがお目見えします。
時計のディスプレイに保護シートのようなものが貼られていなくてむき出しだったのが(あれを剥がすのが新品!という感じがして好きな身としては)少し残念でした。
この箱はテープで留められていたのですが、剥がしたあとも蓋部分にマグネットが仕込まれており、しっかりと留まったままにできます。
内容物は本体のほか、ACアダプタとUSBケーブル、専用充電クレードル、そしてガイド冊子が2つです。
パッと見は本当に普通の時計のように見えますね。
円形ディスプレイの周りに数mmのベゼルがあり、この存在感は同じ円形ディスプレイのMoto360に比べかなり大きいです。ただし厚さはMoto360の11.5mmに対しG Watch Rは9.7mmと薄くなっています。
裏面には充電端子のほか、心拍数を読み取るためのセンサーも見えます。
充電時はこのように専用のクレードルに乗せて、USBケーブルで繋ぎます。
本体右側のボタンを2秒以上押すか充電を始めると電源が入ります。
起動アニメーションは普通のAndroidとほぼ同じですが、最後のロゴに「Wear」の文字が入ります。
続いて言語設定からセットアップの始まりです。
まずはペアリングするスマートフォンに『Android Wear』アプリをインストールし、お互いを認識させます。
設定コードを確認し、ペアリングさせます。
ペアリング完了です。Android Wearアプリさえインストールしてしまえば、あとは指示に従うだけなので簡単でした。
このあと、G Watch R側でチュートリアルが表示され、簡単な使い方を学ぶことができます。
時計をワンタップで音声入力状態になり、ここから音声コマンドで機能を呼び出したり、検索をすることができます。ただし、検索した場合は結果の詳細はスマホ側で見ることになります。
Google Fitなど対応しているアプリでは、その情報を表示することができます。
スマホに通知があると、G Watch Rにも表示され、スワイプすることでその中身を見ることができます。
こういった、音声コマンドで検索したりして詳細はスマホへ飛ばしたり、スマホの通知を手元のG Watch Rで確認、ということが主な機能となります。
設定メニューももちろんあります。
ちなみにバージョン部分を連打してもイースターエッグのようなものは出てきませんでした。
ウォッチフェイスの変更も設定画面内にあります。
Playストアからダウンロードする事もできますが、最初から複数のウォッチフェイスが用意されているので、すぐに好きなものに変更できます。
ウォッチフェイスはデジタルなものからアナログ時計までたくさんあります。
時計はしばらく操作しないと省電力モードになり、その場合には秒針が表示されなくなるなど、表示が変わるウォッチフェイスもあります。
実際に腕につけてみると、普通の時計のように感じます。ただし少しゴツめの時計です。
女性にはやはり少し大きいかな?と感じますね。
円形のディスプレイは、パッと見の時計としては自然でいいのですが、実際に表示されているものを見ると決して円形に最適化されているわけではないので、そこは少し気になります。外見の見た目を取るか、実際の表示される機能的なものを取るか、悩ましいですね。
国内でもこのLG G Watch RのあとにASUSのZen Watchが11月21日、ソニーモバイルのSmartWatch 3が11月28日に発売と続きます。これからスマートウォッチがどんどん広がっていきそうで楽しみですね。オクトバでも今後Android Wear対応のアプリをレビューしていけたらと思います。ご期待ください。