今から約20年前、1993年にスーパーファミコンで発売された『聖剣伝説2』が、今Androidアプリとして蘇りました。「モーションバトル」を使ったアクションRPGとして当時から人気を博し、特徴的な「リングコマンド」はその後のシリーズでも受け継がれていきました。
これらの特徴はスマホ版となっても健在です。20年も前のゲームですが、今やってみても十二分に楽しむことができます。当時ハマった人も、名前しか知らない人も、ぜひこの機会にプレイしてみてください。
基本的に『聖剣伝説2』はアクションRPGといわれるジャンルに属するゲームです。当時のスーパーファミコンとしてもとてもキレイなグラフィックでしたが、それがそのまま移植されています。
いやー、この2Dのドット絵、これはいいですよね！
操作系はスマホ用にリニューアルされており、画面上のコントロールボタンをタップして操作します。物理コントローラーにも対応しているので、そちらのほうが操作しやすいかもしれませんね。
本ゲームはアクションRPGですが、攻撃方法にもテクニックが必要です。画面下のHP表示の下にゲージがあるのですが、この溜まり具合によって攻撃力が変わるんです！やみくもにボタン連射しても小ダメージしか与えられないというわけですね。
また、技レベルが上がっていると、攻撃ボタン長押しで必殺技を発動することができます。必殺技は数段階あり、威力が高いものほど長い間ボタンを押す必要があります。
パワーを溜めている時のキュインキュインキュインという効果音がいいですよね！
『聖剣伝説2』の大きな特徴である「リングコマンド」もあります。
ただし、スマホ用にUIがリニューアルされた関係上、オリジナルにあったものとは別のものになっています。画面が切り替わって直接目的のものをタップするというのは、ちょっとリングコマンドの特徴を殺している気がしないでもありません。
個人的に「聖剣伝説」シリーズで特に好きなのが武器の種類の豊富さです。剣だけでなく槍や斧、グローブなど好きな武器を使ってプレイすることができ、それぞれにレベルが設定されているのが楽しいです。
私、剣よりも槍のほうが好きなんですよね。
本アプリは1993年のスーパーファミコンのゲームを現代にスマホで蘇らせた…というと聞こえはいいですが、実際には2010年にiPhone用にリメイクされており、それのAndroid移植版でもあります。
それを考えると、画面の解像度やUIが4年前レベルといったことが目についてしまうかもしれません。ただ、少なくともゲームの面白さは20年前のまま、しっかり受け継いでくれていますよ！