全絵描き待望のネームアプリ『マンガネーム』がリリースされました！スマートフォンやタブレットさえあれば、いつでもどこでも手軽にネームが描ける！ふと舞い降りたアイディアを素早く描き残しておきましょう！
無料PC用マンガ・イラスト作成ソフト「クラウドアルパカ」とクラウドで連携でき、外で描いたものの続きを自宅で行えちゃう便利アプリです！
アプリを起動したら右上の「+」ボタンから新規作成が行えますが、『マンガネーム』はMediBangアカウントが必須です。
すでにアカウントを持っている方はログインを、持っていない方は新規登録を行いましょう。ソーシャルログインが可能なので、GoogleやTwitterなどのアカウントが使用できます。
では、さっそくネームを作ってみましょう。新規作成をタップして名前をつけたらネーム一覧に作成されます。
背景は白地、トンボ、グリッド、4分割がそれぞれ投稿向き・同人向きで2種類ずつ用意されています。自分の用途に合った背景を選びましょう。
背景を決めたら、いよいよ執筆です。今回はNexus 7(2013)を使用していますが、キャンバスが少し左寄りになっています。2本指で拡大・縮小の他に、キャンバスの移動も可能なので、描きやすい大きさと位置に合わせる事ができます。
ツールはペン・消しゴム・直線・四角・テキストの5つで、それぞれ大きさや色を変更できます。ネーム作成アプリなので十分ですね。
ツールバーが邪魔な場合は右上の「目」アイコンをタップすると消えます。画面全体を使えるので、こちらの方が描きやすいと思いますよ。
という事で、絵の方はだいたい出来ました。次にテキストツールを使ってみましょう。
使い方は簡単で、テキストツール選択時に画面をタップするとテキスト入力画面になるので、セリフを入れるだけです。文字サイズは小～特大まであり、もちろん縦書きに対応しています。文字入れが終わったら、後は入れたい吹き出しまでドラッグで持っていくだけです。
一度設定したテキストは再編集不可なので、変更したい場合は消しゴムツールで消してください。
完成したネームがこちらです。1ページですが、ストレス無くサクサク書き込めました。たた、タッチペンを素早く動かすと、ピンチイン・アウトと認識されているのか、拡大/縮小を繰り返す場面がありました。
ページの追加は上部の「>」ボタンで行えます。ページを増やすと自動的にそれまでの作業がクラウドに保存されるので、万が一アプリが強制終了しても続きから再開する事ができます。
『マンガネーム』での作業が終わったら、右上の「雲」アイコンをタップしてクラウドに保存します。
『マンガネーム』は無料PC用マンガ・イラスト作成ソフト「クラウドアルパカ」を提供するMediBangがリリースしたアプリです。もちろん「クラウドアルパカ」との連携が行えます。
「クラウドアルパカ」をインストール・ログインし、「ファイル」からクラウドから開くを選択します。
すると先程作成したネームデータがあるので、これを開きます。これで作業の続きをPCで行えますね。外で思いついたネタをちゃちゃっとスマホやタブレットで描き、帰宅してからじっくりと作業を進める、という使い方ができて今までよりも作業が捗るのではないでしょうか。
もちろん、PCで行った作業をクラウドに保存すれば『マンガネーム』で開く事もできますが、『マンガネーム』で上書き保存するとレイヤー情報が失われるので十分に注意してください。
マンガだけでなく、イラストのアイディア帳としても使うのも良いと思います。手軽に使えて機能も十分な『マンガネーム』と「クラウドアルパカ」ですが、これが全て無料というから驚きです。
また、描いたネームをチームで共有できる機能や、人物や背景をスタンプで配置できる機能も近日公開される予定です。『マンガネーム』の登場によって、ますます環境が整い作業も一段と捗りそうですね。