株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と、京都市・沖縄県・日本航空・小田急電鉄などの自治体・企業が「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを発足しました。
訪日外国人を対象に、AndroidとiOS向けのアプリを利用して全国20万ヶ所以上のWi-Fiスポットへ無償で接続できるようにするプロジェクトです。
目的は訪日外国人のインターネット環境の向上で、専用アプリ『TRAVEL JAPAN Wi-Fi』をダウンロードすると、Wi2が提供する全国のWi-Fiスポットがログイン不要・無償で利用できます。
それに加え、自治体や企業から配布されるプレミアムコードをアプリに登録することで、Wi2のオプションエリアでも無償接続ができるようになり、利用可能エリアは全国で20万ヶ所以上になります。
プロジェクトに参加する地方自治体と企業は以下の通りです。
- アクセンチュア
- 沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー
- 小田急電鉄株式会社
- キャナルシティ博多
- 京都市・(公財)京都文化交流コンベンションビューロー
- KDDI 株式会社/沖縄セルラー電話株式会社
- 神戸市
- 株式会社ジェーシービー
- 東京都交通局
- 株式会社ドン・キホーテ
- 日本航空株式会社
- パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
- ぴあ株式会社
- 株式会社ビックカメラ
- 株式会社マツモトキヨシ
アプリは国内の観光情報や施設情報を配信することも可能で、このうちビックカメラは、クーポンやサービス情報を配信する予定です。
アプリは本日12月12日より配信予定ですが、記事執筆時点ではまだ配信されていません。
追記:配信開始されました。
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情報の利用目的に同意を得た上で利用者の属性や日本での行動経路などの情報を取得、その情報の分析し、マーケティング情報として活用するとしています。
2020年に向け、訪日外国人向けのWi-Fiスポット整備はさらに進むと思われます。
なお、このサービスを利用できるのは訪日外国人のみで、日本人は利用できないとのことです。
・TRAVEL JAPAN Wi-Fi – Free Wi-Fi with One App!(英文)
・訪日外国人観光客向けビジネスの加速化を目指す公衆 Wi-Fi インフラを活用した「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクト発足(PDFファイル)