スマートフォンで最も頻繁に使うアプリは何でしょう。Twitter?メール?ブラウザ?いやいや、「文字入力アプリ(IME)」ではないでしょうか?
普段何気なく使っているIMEですが、「あれ?これどうやって出すんだっけ?」と思う場面もありますよね。「出し方は知っているけど、もっと素早く入力できたらなぁ」なんて事もあるはず。そこで今回は日本語入力アプリの便利な使い方をQ&A方式でご紹介します!
今回実際に使用する日本語入力アプリは、私が個人的に使用している『Simeji』で行いますが、多くの文字入力アプリが同様の機能を搭載しているので、基本的に応用可能だと思います。皆さんが愛用しているアプリでも是非試してみてください!
Q:色々な括弧を素早く入力するにはどうしたらいい?
A:日本語フリック入力の「や」を使うと便利!
日本語フリック入力で括弧を入力するとき、「かっこ」で変換する方も多いかもしれませんが、「や」を使うとより便利になります。
「や」は左右のフリック入力で()を入力できるものが多いですが、( を入力→変換ボタンとしてみましょう。すると ( だけでなく、「【『〈 など様々な括弧の入力が行えます。
アプリによっては()が独立したボタンになっているものもありますが、同じように変換ボタンで複数の括弧を入力可能です。
さらに、括弧だけでなくーや。などでも変換ボタンで複数種類の入力が行えます。色々と試してみると面白いですよ。
Q:半角(全角)スペースが入力できません!どうして!?
A:文字入力アプリの設定を見直してみましょう。
半角(全角)スペースを入力したいのにできない!という方はアプリの設定をチェックしてみましょう。多くのアプリはデフォルトでは全角スペースが入力されるようになっています。これを変更するには、アプリの設定画面から変更する必要があります。
文字入力アプリの設定は、スマートフォン本体の「設定」>「言語と入力」>「キーボードと入力方法」から行えるので、ここを確認してみてください。
Q:もっと素早く文字入力したい!でも動きがもたつく…
A:ポップアップやアニメーション、フリックガイドをOFFにしてみましょう。
文字入力がもたつくときは、ポップアップやアニメーションなどをOFFにしてみましょう。これも先ほど同様に、アプリの設定から切り替える事ができます。
入力が遅いのは、私が下手なだけです…
ポップアップなどを非表示にすれば、その分動作も軽くなりもたつきも減ると思います。それでも遅いと感じる方は、フリック感度などを上げてみてください。
Q:キーボードが大きくて文字入力がしづらい!
A:キーボードの幅や高さは変更できます。
最近のスマートフォンはほとんどが5インチクラスの大画面になり、その分キーボードの表示サイズも大きくなっています。デフォルトで入力しづらい時は幅や高さを変更してみましょう。
親指が全ての範囲に届くぐらいに調整すれば、快適に文字入力できると思いますよ。
Q:QWERTY入力で数字や記号の入力が面倒…。
A:上フリックや長押しで数字や記号が入力できるIMEを使ってみましょう。
QWERTY入力でも上フリックや長押しで数字などが入力できるIMEがあります。入力可能な文字はアプリによって異なりますが、全ての文字ボタンに上フリックが割り当てられているものもありますよ。
知っていた事も多いと思いますが、初めてAndroidスマートフォンを触った方や購入を検討している方の参考になればと思います。毎日使う文字入力でストレスが溜まるのも嫌ですしね。
ここからは、数ある日本語入力アプリの中でも老舗と言える『Simeji』の便利機能についてご紹介します。
『Simeji』といえば、今やあらゆる文字入力アプリが対応している入力補助機能「マッシュルーム」を開発した事でも有名ですが、他のIMEとは一味違う変換機能「超変換」も大きな特徴です。
「超変換」では、普通の予測変換とは明らかに違う候補が表示されます。例えば【とうきょう】など地名を入力してみましょう。すると…
なんとその日の天気や気温、降水確率が変換候補に表示されます!では、どんどん行ってみましょう。
次にこれは便利、郵便番号検索だってできちゃいます。試しに【ちよだく】と入力すると、変換候補に【〒100-0000】と表示されました。
【みなとく】など同名の地名がある場合も、それぞれ表示されます。細かい住所までは表示できませんが面白い機能ですね。
星座占いだって『Simeji』にお任せです。
【うおざ】など星座を入力すると、この通りその日の運勢が分かります。なかなか細かい内容で、金運や恋愛運なんかもありますね。朝の星座占いを見逃した日は『Simeji』で占いましょう。
変わったものだとこんなのもあります。【つらい】と入力してみましょう。
すると変換候補には慰めの言葉がズラリと。IMEに励まされるとは思いませんでした。
また、『Simeji』はアニメ・マンガへの力の入れ方がもの凄いです。某忍者マンガのタイトルを入力してみます。
出てくるのは【サスケェ】【犠牲になったのだ】【やはり天才か…】などネット上でネタになったものばかり。つまり…どういうことだってばよ!?
大人気バスケマンガでは【あきらめたらそこで試合終了ですよ】【左手は添えるだけ】、人気絶頂の海賊マンガは【この世の全てをそこに置いてきた】【背中の傷は剣士の恥だ】と、一体いつ使えばいいか分からない変換候補だらけです。便利なだけでなく、ネタにも全力投球の日本語入力アプリですね。
『Simeji』の魅力についてはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
・Simeji : ついにiOS版もリリース予定!定番日本語入力アプリ!改めてその魅力をご紹介!|オクトバ【リンク】
いかがでしたでしょうか。日本語入力アプリの便利な使い方について、ガッツリ紹介してみました。使う方によって重視するポイントは異なると思いますが、少しでも参考になればと思います。日々使うアプリだからこそ、じっくりと選んでみてください!
※全ての日本語入力アプリで同様の操作が行えるものではありません。
※紹介した内容は、アプリによって設定・操作方法が異なる場合ががあります。
※スマートフォン本体の設定方法は、端末によって異なります。