MVNOが前年同期比+58%!総務省が第2四半期の携帯契約数を公開

総務省は、平成26年度第2四半期(9月末)の電気通信サービスの契約数・シェア数を公表しました。
移動系通信の契約数は1億6,335万、シェア数トップはNTTドコモの39.4%でした。また、MVNOサービスは前年同期比+57.9%の1,986万となっています。

移動系通信契約数は1億6,335万


画像クリックで拡大します

携帯電話・PHS・BWA(WiMAXやSoftBank 4G)・MVNOの契約数は1億6,335万で、前期比+2.6%、前年同期比+8.2%となっています。

このうち携帯電話の契約数は1億4,754万(前期比+1.4%、前年同期比+5.9%)、PHSの契約数は547万(前期比▲0.8%、前年同期比+3.0)、BWAの契約数は1,034万(前期比+27.3%、前年同期比+62.4%)です。


画像クリックで拡大します

事業者別のシェアでは、NTTドコモが39.4%(前期比▲0.6ポイント、前年同期比▲1.6ポイント)、KDDIが25.5%(前期比▲0.3ポイント、前年同期比▲0.4ポイント)、ソフトバンクモバイルが22.7%(前期比▲0.2ポイント、前年同期比+0.1ポイント)です。

以下、ワイモバイル6.2%、Wireless City Planning(SoftBank 4G)3.2%、UQコミュニケーションズ3.1%の順となっています。

MVNOは前年同期比+57.9%


画像クリックで拡大します

MVNOサービス全体の契約数(携帯電話・PHS・BWAの契約数の内数)は1,986万で、前期比+18.4%、前年同期比+57.9%の大きな伸びとなっています。MVNOを提供するサービス事業者は、前期比+4社の169社でした。

また、移動系データ通信専用サービスの契約数は3,997万で、このうち、自動販売機やデジタルフォトフレームに使われる通信モジュールは1,054万(前期比+3.9%、前年同期比+13.8%)、タブレットやWi-Fiルーター等は2,943万(前期比+13.2%、前年同期比+29.5%)でした。

このほか、携帯電話や固定通信の都道府県別事業者シェアグラフなど、さらに詳細なデータは総務省のウェブサイトで公開されています。

関連情報

総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第2四半期(9月末))