KDDIが国内初となるFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」を発売した。また、VAIOが日本通信と協業し、VAIOブランドのスマートフォンを投入することを明らかにした。そして、2014年、大きく飛躍したスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」の卓上ゲーム「モンスターストライク リアルディスク」が発表された。
Firefox OS搭載スマートフォン「Fx0」
KDDIは2014年12月25日にFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」を発売した。まずはauオンラインショップとKDDI直営店で販売開始となり、2015年1月6日以降にauショップでの販売が順次開始される。
Fx0
Fx0は吉岡徳仁氏がデザイナーを務め、スケルトンボディの独特のデザインが一つの特徴となっている。また、Firefox OS搭載スマートフォンとしてスペックが高いハードウェアを採用していることも魅力となっている。
KDDIはFx0向けに専用のデータ定額プランを用意し、「LTEフラット cp(f・2GB)」で新規の場合は最大2年間は月々3,800円で利用できるようにしている。
VAIOブランドのスマートフォンが登場へ
日本通信とVAIOは協業し、VAIOブランドのスマートフォンを日本市場に投入するプロジェクトを進めている。製品の詳細は、製品発売が決まり次第発表される予定。
ソニーからPC事業を継承し、2014年7月に誕生したVAIOはこれまではPCのVAIOシリーズを展開してきたが、日本通信との協業でスマートフォン事業にも乗り出す。ソニーの「Xperia」シリーズのファンにも注目の製品になりそうだ。
モンスターストライク リアルディスクバトル
モンスターストライク リアルディスクバトル
バンダイは2015年2月28日に卓上ゲーム「モンスターストライク リアルディスクバトル」を発売する。コンビニや玩具店、カード専門店のほか、量販店の玩具売り場やカードダス自販機などで販売される。
この卓上ゲームでは円形のディスクを自分の指で弾いて遊ぶ。対戦プレイができるので、友達と一緒に遊ぶことができる。スマートフォン向けゲーム内の要素である「友情コンボ」や「ストライクショット」も体感できる。
さらに、製品についているシリアルコードをゲーム内で入力することで、スマートフォン向けゲームでもそのモンスターを入手することができるようになっている。
WiMAX 2+対応USBデータ通信機器「URoad-Stick」
UQコミュニケーションズは2015年1月9日にUSBデータ通信機器「URoad-Stick」を発売する。公式通販サイトのほか、MVNO各社から販売する。
URoad-Stick
このURoad-Stickは、下り最大110MbpsのWiMAX 2+とWiMAXに対応した機器で、サイズが小さいことが特徴の一つ。約27×62×11mm、重さ約18gで、USBコネクタ部も折りたたんで収納することができる。Windows、Macに対応している。
ソフトバンクのアメリカ放題でLTEデータ通信が利用可能に
ソフトバンクモバイルは2014年12月24日より「アメリカ放題」においてLTEでのデータ通信を提供開始した。アメリカ放題は米スプリント・コーポレーションとの連携で実現した通信サービスで、ソフトバンクのユーザーが米国本土やハワイなどに滞在時、スプリントのネットワークを使って音声通話やSMS、データ通信が利用できるサービス。
マツモトキヨシでWi-Fiサービス「Matsukiyo_Free_WiFi」を提供開始
ワイヤ・アンド・ワイヤレスは2014年12月25日よりマツモトキヨシの各店舗で無料のWi-Fiサービス「Matsukiyo_Free_WiFi」の提供を開始した。全店舗での一斉提供開始ではなく、一部の店舗からのスタートとなるが、来店者は無料でWi-Fiサービスを利用できるようになる。
事前登録は不要で、現地でSSID「Matukiyo_Free_WiFi」にアクセスし、ブラウザを起動、表示された画面で「Wi-Fiに接続」をタップ(クリック)、利用規約を読んだ上で「同意する」を選べばインターネットを利用できる。
新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。新年一回目、通算202回目となる今回は昨年12月後半の話題からピックアップしてお伝えすることになりましたが、米国では家電見本市「CES」が開幕することもあり、来週は米国の話題や日本の話題も増えてくるでしょう。
今年一年、スマートフォン業界がどのように動いていくのか楽しみですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!