スマホに保存してある大切な写真をついうっかり削除してしまった…なんていう経験ありませんか?
私はあります。不要な写真を1枚1枚消してたら、流れで大事な写真も消してしまいました。
そんな事態を救ってくれるのが『Dumpster』です。パソコンの「ごみ箱」のような働きをし、消したファイルも一時的に保管してくれます。
アプリをダウンロードしただけでは機能しません。一度起動し、初期設定を済ませる必要があります。
「画像」「動画」「音声」などの項目別にON/OFF設定できます。それぞれの項目をタップすると対応しているファイル形式を確認できるのですが、かなり多くのファイル形式に対応していることが分かります。日常的に使うファイルは一通り対応していそうです。
オプション機能として、「自動的に空にする」機能があります。削除したファイルをいつまで保持しておくかの設定です。
削除から設定した期間が過ぎると、本アプリからもファイルが削除され、復元できなくなります。
最後に一旦端末をスキャンし、初期設定が終了します。
実際に試してみました。
ファイラーアプリでオクトバくんの画像ファイルを削除してみました。ファイラーアプリの一覧からは消えますが、本アプリを起動すると削除したファイルが表示されています。「test」と表示されているのは、元のファイルが「test」というフォルダに保存されていたからです。
※念のため、テストする場合は、削除しても構わないファイル、またはバックアップを取ったファイルでお試しください。
展開してみると、それぞれのファイルが表示されます。
画面下部の「元に戻す」をタップすると、削除する前の状態に復元できます。ファイラーアプリで確認したところ、きちんと復元されてました。
アプリを削除した場合でも復元できますが、アカウントや設定など、削除前に保存していた情報は引き継がれません。「再インストール」という形になります。
パソコンには「ごみ箱」があるんだから、スマートフォンにあってもおかしくないですよね。もしものときに役立ちそうです。
ただし、あまり過信はせず、あくまで「保険」と考えて使うほうがよさそうです。