Androidではホーム画面を自由にカスタマイズできます。そのためのアプリはホームアプリやウィジェットが主でした。しかしついにライブ壁紙も自分で自由にカスタマイズして、様々な情報を「壁紙」として表示できるアプリが登場しました。
『KLWP Custom Live Wallpaper』はホーム画面カスタマイズの新たな扉を開く、そしてあなたのアイデアを、より自由に解放できるアプリです。
本アプリは「ライブ壁紙」です。まずはホームアプリやシステムの壁紙設定から、本アプリを選びましょう。
設定した直後は上部に時計が出ているだけのシンプルなライブ壁紙です。
アプリ一覧から本アプリを起動し、設定画面に入りましょう。
本アプリでは、ライブ壁紙を様々にカスタマイズできますが、最初の状態では何をどうしたらいいのかわからないと思います。なので最初はプリセットされたものを使って、何ができるのか学ぶのがいいと思います。「プリセット」から「ベースパック」を選びましょう。
あらかじめ、いくつかのセットが入っているので、プレビューを見て面白そうなものを選びます。これでホーム画面に戻ると、そのライブ壁紙に変更されているので動作を確かめることができます。
プリセットと同じものは、もちろん自分でも作ることができますし、これの一部を改造することもできます。
プリセットを読み込んだら、次は「基本的なプリセットのカスタマイズ」をタップして、現在のセットをカスタマイズしていきます。
プレビューの下に、背景色やレイヤーなどの設定項目がタブで分かれて表示されているので、ここからカスタマイズしていきます。
「グローバル」という項目では、壁紙中に描かれたパーツの色やフォントといった項目をまとめて変更できます。
「BarFg」の色を変更すると、複数のサークルの色が青からオレンジにまとめて変わりました。1つ1つやる必要がなくて簡単ですね。
もっと細かいカスタマイズを行いたいときは「高度なエディタを開く」から進みます。
ここでは「テキスト」や「図形」といったアイテムを1つずつ加えたりカスタマイズします。基本的には「テキスト」「図形」「画像」の3つで、それらをまとめてグループとして管理することもできます。
「テキスト」といってもその中身はまた様々で、日時や天気、バッテリー情報などを表示できます。基本的には、用意されたプリセットの中から選ぶだけで、秒表示まで付いた時計などが表示されるので簡単です。
テキストの選択で「演算子エディタ」を選ぶと、自分で好きなテキストを入力できるようになります。また、$df(HH.mm)$といった演算子で時刻等を表示することもできます。基本的にはここも選んでいくだけでOKです。
自分でテキストを入力する場合は、日本語入力ができないようになっています。同じくカスタマイズできるアプリである『Zooper Widget』と同じような状態で、ほかのアプリで入力・コピーした日本語をペーストして表示することはできます。
本アプリでカスタマイズできるのは「壁紙」ですが、その中のレイヤーごとに「タップした時の動作」を指定できます。なので、ホーム画面に本アプリによる壁紙しかなくても、一部をタップしてアプリ起動ということができます。
アイコンもウィジェットも、もう必要ないかもしれませんね。
簡単に作ってみました。
このように、テキストで現在のスマホの状態をほぼリアルタイムに表示したり、壁紙に音楽ウィジェットと同様の機能を持たせることができます。
これくらいの表現でしたら、使い始めて1,2日でも作ることができると思います。
なお、編集時に横向きにするとレイアウトが変わります。場合によってはこちらのほうがカスタマイズしやすいかもしれません。
アプリ内課金でPro版にアップすると、作成したプリセットを保存したり、人の作ったものを読み込んで使うことができます。
他の人の作ったものはPlayストアでアプリとして公開されていたり、Google+などでも公開されているようです。
慣れるまでは、どういったものが作れるのか、どうやったら作れるのか、戸惑うこともあると思います。そのあたりはウィジェットのカスタマイズアプリと同じですが、本アプリはライブ壁紙なのでウィジェットとはまた違った表現を実現できます。
カスタマイズできるウィジェットと、カスタマイズできるライブ壁紙、その両方を組み合わせて、もっと面白いもっとカッコいいホーム画面が作れたら面白いですね。