OPPO、スマホ並に軽くて薄いポタアン「HA-2」と平面磁界駆動方式のヘッドフォン「PM-3」発表!

OPPO Digital Japanは2月13日、軽くて薄いポータブルヘッドフォンアンプ「HA-2」と、平面磁界駆動方式のヘッドフォン「PM-3」を発表しました。
都内で発表会が行われ、プロダクトマネージャーのChristopher Vick(クリストファー ヴィック)氏も来日。製品についての説明が行われました。

美しいデザインと機能が魅力のポタアン「HA-2」

「HA-2」はUSB-DAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプで、DACにはハイエンド機にも搭載されるESS社の「ES9018K2M」を採用しています。
バッテリー駆動時間は、USB入力時で連続約7時間、ライン入力時で約13時間と長く、1時間30分でフル充電が可能です。また、30分で70%まで充電できる“ラピッド・チャージ”にも対応しています。

本体は横68×縦157×厚さ12mmという、スマートフォンと接続した際にも野暮ったくならないコンパクトさです。Nexus 5と重ねてみてると僅かに「HA-2」の方が大きいぐらいで、手に持ったサイズ感はほぼ同じです。



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また、「HA-2」はそのデザインも素晴らしく、ポータブルヘッドホンアンプにありがちな“メカメカしさ”がなく、とてもスッキリしたデザインです。
本体には手帳の様な革製のカバーが付いており(取り外し不可)、スマートフォンと重ねた際に傷などが付かないように配慮されています。

最大384kHz/32bitのPCMと11.2MHzのDSD対応し、microUSB、USB、3.5mmジャックの入力端子を搭載。付属のmicroUSBケーブルやLightningケーブルで接続すれば、スマートフォン内に保存されている楽曲を、「HA-2」にデジタル出力して再生が行えます。
また、内蔵されている3000mAhのバッテリーは、モバイルバッテリーとしても使用でき、スマートフォンなどの充電も行えます。
本日2月13日(金)より予約受付を開始し、3月20(金)より直販ショプや全国の大型家電量販店にて販売が開始されます。店頭予想価格は39,000円。

ちなみに、「HA-2」に対応したAndroidスマートフォンは、“Android 5.0採用の端末”、“SONY製・SAMSUNG製・富士通製の一部のスマートフォン”となっていますが、手持ちの端末で確認したところ、Android4.2の「HTC J ONE」、4.4の「Galaxy S4」、5.0の「Nexus 5」での動作を確認しました。また、推奨されている音楽プレーヤーアプリ「HF Player」以外のアプリでの動作も確認済みです。
詳細な機能や対応機種・アプリなどについては、後日実機をお借りする事ができるので、その際にお伝えします。

平面磁界駆動方式のヘッドフォン「PM-3」

同時に発表された平面磁界駆動方式のヘッドフォン「PM-3」も“持ち歩いて音楽を聴く”ということに重点を置いた製品です。
昨年販売した平面磁界駆動方式ヘッドホン「PM-1」「PM-2」より小型化し価格も抑え、一部の愛好家だけでなく、より多くの方に楽しんでもらうべく開発された製品です。

一般的なダイナミック型ヘッドホンと比べ、振動板が均一に動くことで分割振動を抑え、低音から高音までフラットな周波数特性を実現したという本製品。
同じく本日2月13日(金)より予約受付を開始し、3月20(金)より販売が開始されます。店頭予想価格は55,000円。

発表会での試聴時間が短かった為、こちらについてもお借りした製品で後日改めてご紹介したいと思います。

いわゆる「ハイレゾ音源」への関心が高まり、“外でも高音質な音楽を聴く”という事がにわかに盛り上がってきているように思います。本製品は比較的リーズナブルな価格設定になっているので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。1つ目のポタアンとしてもオススメです。

関連情報

OPPO Digital 公式サイト