Twitterのお話 : 複数人でDMできる「グループダイレクトメッセージ」を使ってみよう

2015年1月末より、Twitterに「グループダイレクトメッセージ」という機能が追加されました。簡単に言えば限られた複数人で使うダイレクトメッセージです。
今回はその使い方や使うための条件などを見て行きたいと思います。

通常のDMを復習

まずは通常の1対1のダイレクトメッセージ(以降DM)のルールを確認してみましょう。

グループDMのルール

次に、新しく加わった「グループDM」でのルールです。

例として、上図のようなフォロー関係だとします。

ちょっと複雑にも見えますが、基本は「自分のフォロワーをグループに入れられる」ということです。

ただし、グループの誰かがブロックしている時、ブロックされている人をグループに入れることはできません。

例えば上図のように、@orefolderが@orefolder2ndをブロックしていたとします。この状態で@orefolderが@octobanetと@luvritterとでグループDMを開始後、@octobanetも@luvritterも@orefolder2ndをグループDMに入れることはできません。

自分のフォロワーをグループDMに入れようとしてダメだった場合、現在のグループ内の誰かがブロックしている、もしくはフォロワーが誰かをブロックしている、ということがわかってしまいます。ちょっと怖いですね。

実際に使ってみよう

グループDMの始め方は、普通のDMと変わりません。
ダイレクトメッセージの新規作成ボタンをタップし、相手のIDを入力していきます。最初の何文字かを入力すれば、自動的に候補が現れてくるので、タップで選びましょう。
これまでは1人選んだら即会話画面になったのですが、グループDM開始後は複数の人を選ぶことができるようになっています。

先に書いたように、自分のフォロワーでない人はグループに加える事はできません。

あとは通常のDMとほとんど同じです。自分以外の人が左側に表示され、自分はアイコン無しで右側に表示されます。

会話の途中から別の人を加える事もできます。これは最初にグループを作った人に限りません。各々が自分のフォロワーを連れてくることができます。(ただし誰かがブロックしている人はダメ。)

後から追加された人は、自分が追加された以降の会話を見ることができます。それ以前の会話は、あくまでそのときグループだったメンバーのみの会話となります。

このほかにグループDMのルールは以下のようなものがあります。

まとめ

複数人でDMができると、たとえばオフ会の打ち合わせをする時などに便利ですね。むしろ、なんで今までなかったんだろう?と思えるほどです。

ただし、このグループDMは現在のところ公式ウェブ、Android/iPhoneの公式アプリ、TweetDeckで使用できるのみです。対応していないアプリでは、グループDMに呼ばれたことも気づきません。全員が公式アプリを使っているのならいいのですが、現実はそうもいかないでしょう。今後、公式以外のアプリでも対応できるようになると、使い勝手がよくなるのではないでしょうか。

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