スマホって気軽に写真撮れて、どんどん溜め込んでしまいますよね。たまには整理しなきゃな、と思いつつも数が膨大すぎてどうしたらいいものか。
そんな人に便利なのが『Gallery Doctor』です。このアプリはスマホ内の画像を解析して、下手な写真、似た写真を探しだして削除を提案してくれます。これを使えば、スマホにたまった写真を一気に整理できちゃうかもしれません。
本アプリを起動すると、かんたんなチュートリアルの後に画像ファイルの解析が始まります。しばらく待ちましょう。
解析が終了するとギャラリーの健康度がパーセント表示され、「下手な写真」「似ている写真」「その他判断が付かない写真」をそれぞれ教えてくれます。私のスマホには下手な写真が38枚…。多いのか、少ないのか…。
画面下部の黄色いボタンをタップすると、それぞれの項目ごとに写真の整理を始めることができます。まだ自動的に削除されてしまうわけではないので、ご安心を。
本アプリによる、私の下手な写真がリストアップされました。アプリによると下手な写真とは、ピンぼけしてたり暗かったり、単につまらなかったりするものだそうです。ピンぼけなどはわかりますが、つまらないとは…。
サムネイルに付いているマークをタップすると、その写真を削除するか残すかを切り替えることができます。デフォルトではすべて削除になっているので、必要な写真を残すようにしましょう。
サムネイルをタップすると1枚1枚拡大して表示できます。
うん、この駅に並ぶ人々の写真はボケボケだったから下手ですね、わかります。ドロイド君は…えー、これダメですか?つまらないですか?でも好きだからとっておきたいからチェックを外します。
選び終わったら、まとめて削除します。
ギャラリーの健康度が33%から55%にアップし、空き容量が25MB増えました。やったね。
次は「似ている写真」です。失敗を少なくするためや、後で選べばいいやと、何枚も同じような写真を撮ることってありますよね?そういう写真をピックアップしてくれます。
ピックアップされた、似た写真の中からアプリが「これがベスト!」というものを1つ選んでくれます。それ以外は削除のマークが付いています。「下手な写真」のときと同じように、必要ならば確認してチェックをつけたり外したりしましょう。
「似た写真」も削除したら、健康度が85%までアップしました。あと少しです。
最後の項目は「アプリが判断できなかった写真」です。ここは自分で1枚1枚必要か否か選んでいくことになります。
選ぶと言っても簡単です。写真が次々に表示されるので、必要な写真なら右へ、不要な写真なら左にスワイプして消していきます。
調子に乗ってパパパッとやっていると間違えて消してしまうこともあるかもしれません。その時は数秒ならキャンセルできますので、慌てずに。
すべて終わると健康度は91%に!
なぜ100%ではないかというと、作業しながらもスクリーンショット画像を撮っていて、その分が積み重なっているから…ですね。もう一度やったら100%になりました!
本アプリは使えば使うほどに賢くなっていきます。スマホの持ち主であるアナタが、自分で必要な写真不要な写真を選ぶことでアプリも学習し、不要な写真を選ぶ精度が上がっていきます。そのうち本当に全部任せられるようになるかもしれませんね。
スマホの容量が足りない人に限らず、たまには中身を整理してスマホの健康度を上げておきたいですね。それから、なるべく「下手な写真」にピックアップされないような写真を撮っていきたいと思います。