『LIMBO』は、モノトーンな世界が特徴的な横スクロールアクションゲーム。XboxやPlayStation3などでもリリースされており、その独特な世界観が人気を集めた作品です。
主人公は、運命を逆らい、妹を探して”LIMBO”の世界に足を踏み入れたごく普通の少年。数々の即死トラップが彼の行く手を阻みます。
目を覚ますとそこは色のない世界。ゲーム内にはBGMもありませんので環境音だけが響き、不気味だけど神秘的な何ともいえない雰囲気が漂っています。
画面左側を左右にスワイプすれば、主人公を移動させることが可能です。
画面右側をスワイプすればその場でジャンプします。
ただしジャンプと言っても本当に少し飛ぶことができるだけ。冒頭でも書いた通り、特別な能力なども何もない”ごく普通の少年”なのです。
オブジェクトなどがある場合は、画面右側をタップしたままホールドすることでアクションを起こすことが可能。画面にある木箱の場合は、ホールドしたまま動かせば木箱を押したり引っ張ったりすることができました。
他にもオブジェクトによって多彩なアクションができますので、ぜひ色々試してみてください。
一部モザイク処理をしてあります
LIMBOの世界には即死トラップがたくさん仕掛けられています。いわゆる”初見殺し”なトラップも多々存在。
穴に降りてみたらトゲがビッシリ待ち構えていたり、普通に歩いていたら地面にひっそりとトラバサミが構えていたり、慎重に進んで行かないとすぐにやられてしまいます。
また、体が串刺しになったり首が吹っ飛んでいったりと死に方が結構過激です。その際の音もリアルで、イヤホンをつけてプレイしていると思わず鳥肌が立ってしまうほど。
こういった表現が苦手な方は注意してプレイをしてください。
ステージの所々に水が溜まっている箇所がありますが、主人公は泳ぐことができませんので、深い水溜まりに入ってしまうとブクブク…と沈んでしまいます。
シンプルに水溜まりをジャンプで飛び越えたり、オブジェクトを倒して渡ったりして、溺れてしまうのを回避しましょう。
“横スクロールアクション”というジャンルではありますが、『LIMBO』には謎解き要素が多く含まれています。
例えばこのシーン。ロープに掴まって右の崖に登りたいのですが、重りが邪魔をしてロープから崖に飛び移ることができません。
画面右下にトラバサミがありますので、踏まないように気を付けながら重りの下に引っ張ってきましょう。トラバサミを下に設置した状態で再度ロープに飛び移ってみると、トラバサミが重りの部分だけを見事に挟んで引きはがしてくれました。
少年の行く手を阻むトラップですが、このように有効に使える場面があるということも頭に入れておきましょう!
ある程度ステージを進めて行くと、ボス的存在である「クモ」が現れます。近付いてみようものなら鋭利な足であっという間に串刺しです。
時には戦い時には逃げ、そのときの状況に応じてクモに挑んでいきましょう。
こんなに大きなクモ、現実世界で目の当たりにしたら腰を抜かす自信があります…。
所々で死体がぶら下がっていたり、寄生虫がウヨウヨしていたりと進むにつれてLIMBOの謎は深まるばかりです。トラップを仕掛けて主人公を襲う生きた人間まで居ました。
捕まえようと思っても、トラップを避けている間にササッと逃げられてしまいます。果たして彼らは一体何者なのでしょうか…。
白黒で決して”明るい”とは言えない雰囲気ながら、プレイヤーを虜にさせる妙な魅力がありました。
LIMBOの最奥には何があるのか、そもそもLIMBOとは何なのか。そして主人公は妹を見つけることができるのか?ぜひ皆さんもプレイして、その手で確かめてみてください。