HUAWEIは、バルセロナで開催される世界最大規模の通信関連展示会「Mobile World Congress 2015」(MWC)に合わせたプレスカンファレンスにおいて、同社初となるAndroid Wear搭載のスマートウォッチ「HUAWEI Watch」を発表しました。
円型ディスプレイを搭載し、クラシカルな時計のようなデザインで、日本を含む世界20カ国で発売される予定です。
「HUAWEI Watch」の筐体はステンレスで、1.4インチのサファイアクリスタル ディスプレイを搭載し、解像度は400×400ピクセルとこれまでのAndroid Wear端末よりも若干ではありますが増えています。CPUはQualcomm 1.2GHzプロセッサ、RAMは512MB、それに4GBのストレージを持ちます。バッテリーは300mAhです。
6軸モーションセンサー、心拍センサー、気圧センサーを備えています。
サイズは直径42mm、厚さ11.3mmです。画像ではかなり薄く見えるのですが、スペック上はそれなりに厚みがあるようです。色は黒・シルバー・ゴールドの3種類。
右上に竜頭のような物理ボタンがあります。真横ではなく少し上になっているのは人間工学に基づいたボタンの配置です。
ウォッチフェイスはアプリとしてダウンロードすることもできますが、最初から40種類が用意されています。
OSはAndroid Wearを搭載しており、Android4.3以上のスマートフォンと連携して通知を受けたり各種アプリを動かすことができます。
これまでにもMoto360やG Watch Rなど円型ディスプレイのAndroid Wear端末は発売されていますが、そのどれとも違った、クラシカルな高級感のある外観を持った端末ですね。
はっきりとした発売日はまだ公開されていませんが、日本でも発売されるようですので、Android Wearが欲しい方はこれを待ってもいいかもしれません。