Androidニュースのまとめ:2015年3月14日 ~ 2015年3月20日

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ソニーとソネットは「Xperia J1 Compact」を発表し、3月27日より販売開始する。また、富士通は虹彩認証システムを搭載したスマートフォンを発表した。サービス面の話題では、KDDIから「スマホdeドック」が発表されている。これは自宅に送られてくる検査キットを使って微量の血液を採取し、送り返すことで健康診断ができるサービス。

新製品・新技術

【Xperia J1 Compact】
ソネットとソニーモバイルコミュニケーションズは27日より「Xperia J1 Compact」を発売すると発表した。ソネットのウェブサイト、ソニーストア、提携店、イオンから販売される予定。

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Xperia J1 Compact

Xperia J1 Compactは、Android 4.4、約4.3インチ・1,280×720ドットのディスプレイ、MSM8974クアッドコア1.2GHz、2GB RAM、16GB ROMを搭載したスマートフォンで、おサイフケータイやNFC、防水・防塵にも対応している。端末の市場推定価格は55,000円だが、ソネットの通信サービス「PLAY SIM」とのセット販売では、一日80MBのデータ通信付きプランの場合で、月額3,880円などだ。プランによって月額の料金は異なる。

【富士通、虹彩認証システム搭載スマートフォンを開発】
富士通は虹彩認証システムを搭載したスマートフォンを開発した。製品化は今年度内の予定で、まだ試作品の段階だが、スマートフォンなどの携帯電話機器にとって新たな認証システムとして今後大きな注目を集める技術かもしれない。

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虹彩認証システム搭載スマートフォンの利用イメージ

人間の目には瞳孔の外側に虹彩と呼ばれる部分がある。この部分は2歳頃からほとんど変化しないので認証システムに最適。富士通が開発した端末には赤外線LED照明と赤外線カメラが搭載され、ユーザーの虹彩パターンを照合できる。

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注目したいのは、目をスマートフォンの赤外線カメラの近くまで近づけなくても構わないことだ。通常使う距離で十分に認証が可能だということで、かなりスマートだ。

新サービス

【スマホdeドック】
KDDIは自宅で健康診断を受けられるサービス「スマホdeドック」を今夏より提供開始する。このサービスでは、自宅に在宅検査キットが送られてくる。このキットを使って微量の血液を採取し、検査センターに郵送すると、約1週間後に14の検査項目結果をWeb上で確認することができる。

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利用イメージ

費用は14検査項目の検査1回につき4,980円。検査結果については、データのほか、医学的見地からのコメントや、悪化要因・改善点などのアドバイスも含まれる。

スマホ de ドック サービス概要|YouTube

【ソフトバンク、「パ・リーグLIVE」】

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パ・リーグLIVE

ソフトバンクモバイルは27日より「パ・リーグLIVE」と名付けたサービスを同社の携帯電話ユーザー向けに提供する。しかも、条件を満たした方には無料でだ。条件は「スマ放題」のデータ定額パック・標準プラン以上を利用している方で、それ以外の方は有料。このサービスは、パ・リーグの球団が主催する公式戦全試合をライブ配信するサービスで、「パ・リーグTV」のソフトバンクモバイル版サービスといったイメージ。

パ・リーグの球団のファンで、かつソフトバンクモバイルのユーザーにとっては魅力的なサービスだろう。

新アプリ

【torne mobile】
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは18日、スマートフォン向けアプリ「torne mobile」をリリースした。torne mobileはnasneと組み合わせて使うアプリで、nasneを経由してスマートフォンやタブレットで、放送中のテレビ番組や録画した番組を視聴できる。ただし、視聴機能については有料で500円だ。他にも録画予約したり、様々な操作ができるので、nasneのユーザーには必携アプリとなりそうだ。

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あとがき

先日は日本通信から「VAIO Phone」が発表されましたが、今度は「Xperia J1 Compact」がソネットとソニーモバイルから発表されました。最近はMVNOが増えてきたこともあり、差別化がしにくい状況へと突入しています。多くのサービスがドコモのインフラを使い、そして値段も同じようなレベルです。そうなると端末や付加サービスでの差別化ということになりますが、少なくともVAIO PhoneよりはXperia J1 Compactの方が中身については魅力的ですね。今後、どういう機種がMVNOから新たに登場するのか、注目していきたいです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







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