ソニーが積層型CMOSイメージセンサーの生産能力を増強、スマホへの供給体制を強化

ソニー株式会社は、ソニーセミコンダクタ株式会社において、積層型CMOSイメージセンサーの生産能力増強を目的とした設備投資を実施すると発表しました。
生産能力を増強し、スマートフォンやタブレット端末への供給体制を強化します。

総額450億円の追加投資

今回の設備投資は、長崎テクノロジーセンターと山形テクノロジーセンターにおいて実施されるもので、総額450億円を見込んでいます。主に積層型CMOSイメージセンサーに関するマスター工程と重ね合わせ工程以降の製造設備の増強に充てられます。


山形テクノロジーセンター

今年2月には総額1,050億円を投資し、イメージセンサーの総生産能力は現在の約60,000枚/月から2016年6月末時点で約80,000枚/月まで増強することを発表していましたが、今回、追加で設備投資を行い、2016年9月末時点で約87,000枚/月にまで増強されます。

スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器市場において今後さらなる需要が見込まれており、生産能力を増強することでイメージセンサー事業におけるリーディングポジションをさらに強固なものにするとしています。

関連情報

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