【アプリの特徴】
- オンラインストレージストレージをはじめとする100以上のサービスに対応した同期ツール
- 複数ウィンドウのファイラーとしても使える
- オンラインストレージから別のサービスへとコピーや同期が簡単
本アプリはすべて英語なので最初は少し戸惑うかもしれません。まずは普通のファイラーとして使ってみましょう。
最初のメニュー画面から「File Manager」をタップし、次の画面で右上の「+」ボタンをタップして新しいセッションを作成します。
セッションの名前は適当で大丈夫です。
HorizontalとVerticalは、それぞれ画面を縦横に分割する数です。それらを決めて「Create」をタップすればファイラー画面が表示されます。
もし「Click here to add a (remote) account」と表示されたら、タップして表示するものを選びます。「Internal」を選べば端末内部ストレージが表示され、「Internal Apps」を選べばアプリ管理が、「Internal Processes」を選べばプロセス一覧が表示されます。
分割した場合は横画面にすると見やすいですね。
内部ストレージなどのほか、片側にブラウザ表示することもできます。本アプリで対応していないオンラインストレージも、このブラウザ上で操作して端末内にダウンロードすれば、1つのアプリ上で操作が完了できます。
それではオンライン(クラウド)ストレージサービスの表示のやり方です。
まずは最初のメニューで「Remote Accounts」をタップします。セッションの時と同じように「+」ボタンをタップして新しいアカウントを追加します。
対応しているサービスは非常に多く、100種類を超えます。
DropboxやOneDrive、CopyにMegaにSugarSyncなど日本でも有名なものから、聞いたことがないものまで本当にたくさんあります。さすがにYahoo!ボックスなどはありませんが、日本のものだとニフティクラウドがあります。
オンラインストレージの他にもFTPサーバーやPHPスクリプトなどを選ぶこともできます。
サービスを選択したら「Connect」をタップして、サービスごとにログインし、連携を許可します。Dropboxなどは、端末にアプリがインストールされていればアプリを通して簡単に連携させることもできます。
ファイルマネージャーで、オンラインストレージを2つのウィンドウにそれぞれ表示させることもできます。こうして両方の内容を表示し、片方からもう片方へファイルをコピーするということも、通常のファイラーと同じように簡単にできます。
最初のメニューで「Profiles」を選択すると、ファイルの同期設定を作成できます。
これを作っておくと、ワンタップで片方の特定フォルダの中身をもう片方にコピーする、といったことができるようになります。ファイルのバックアップなどに適していますね。
本アプリは、普通のファイラーとしてみるとあまり親切ではありません。しかし、海外のサービスなども使いこなし、複数のオンラインストレージを同時に使い分けているような人には便利なアプリではないでしょうか。