Androidニュースのまとめ : 2015年5月11日 ~ 2015年5月15日

NTTドコモ(以下、ドコモ)とKDDI(au)が夏モデルの新商品発表会を開催し、新モデルを発表した。また、ドコモは「ドコモポイント」を「dポイント」に変更すること、「dポイントカード」を発行すること、「Ponta」との連携、ローソンとの連携なども明らかにした。

ドコモ

【新モデル】
ドコモの夏モデルはスマートフォンが8機種、タブレットが2機種、フィーチャーフォンが2機種の計12機種。スマートフォンについては内2機種は「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」なので、新発表機種は6機種となる。


ドコモの2015年 夏モデル

「ARROWS NX F-04G」「AQUOS ZETA SH-03G」「Disney Mobile on docomo DM-01G」「Xperia Z4 SO-03G」「AQUOS EVER SH-04G」「Xperia A4 SO-04G」、そしてタブレットは「AQUOS PAD SH-05G」「Xperia Z4 Tablet SO-05G」、フィーチャーフォンは「ARROWS ケータイ F-05G」と「AQUOS ケータイ SH-06G」。

スマートフォンは一部を除き、下り最大225Mbpsに対応すること、フィーチャーフォンは両機種ともAndroidを搭載する。そのため、今回の新モデルは全機種がAndroid搭載機となる。


Xperia A4とXperia Z4

ARROWS NXは世界初となる虹彩認証機能を搭載するハイスペックスマートフォンで、AQUOS EVERは低価格スマートフォン、Xperia A4はコンパクトなスマートフォン、そして、ディズニーモバイルはソフトバンク側が新機種の登場が無くなってしまったので、貴重な存在となっている。


ARROWS NXとDisney Mobile on docomo

【dポイント、dポイントクラブ】
ドコモは「ドコモポイント」を12月より「dポイント」に変更する。さらに、専用カード「dポイントカード」も発行する。加盟店においてdポイントカードを提示して買い物をすると、dポイントが貯まるようになり、使うこともできる。

また、クレジットサービス「DCMX」もリニューアルされ、「dカード」になる。「DCMX」が「dカード」、「DCMX mini」が「dカード mini」になる。

さらに、「ドコモプレミアクラブ」が「dポイントクラブ」に変わる。dポイントクラブに変わることで、ステージは現行から減り、4ステージとなる。dポイント獲得数、ドコモ継続利用期間、dカードの契約数に応じてステージ決定となる。

【Ponta、ローソンとの連携】
dポイントと「Ponta」との相互交換が12月から始まる。dポイントをPontaに交換して、Pontaの提携店で利用したり、その逆も可能になる。Pontaをdポイントに交換して、ドコモの携帯料金に充当させたり、dポイント加盟店で使うことができる。

また、ドコモとローソンの提携が6月に始まる。

DCMX、DCMX miniをローソン店舗での支払い時に利用すると、請求時に3%割引となる。特徴は、ポイント付与ではなく、直接的な割引であること。さらに、12月からはローソンでの買い物時にdカードやdポイントカードを提示すると、dポイントが貯まるようにもなる。もちろん、ローソンでdポイントを使うこともできる。

KDDI/沖縄セルラー

【au夏モデル】
auの夏モデルはスマートフォンが7機種、auケータイ(フィーチャーフォン)が1機種、タブレットが2機種。ドコモと同じくスマートフォンの夏モデルにはすでに販売中のGalaxy S6 edgeも含まれる。


au 2015夏モデルスマートフォン

スマートフォンの新発表機種5機種は、「Xperia Z4」「AQUOS SERIE SHV32」「isai vivid LGV32」「HTC J butterfly HTV31」「TORQUE G02」「URBANO V02」の5機種で、auならではのモデルが4機種含まれている。


isai vivid

isai vividはIPS Quantumディスプレイを搭載する。isai VLと比べてコントラスト比が1500:1と50%向上、輝度も向上と、より美しい表示が可能となっている。また、メインカメラには1/2.6型の大型センサーを採用する。


HTC J butterfly

HTC J butterfly HTV31は2,020万画素のデュオカメラ、1,300万画素のインカメラ、そしてDolby対応のデュアルフロントスピーカーなどが特徴。


TORQUE

TORQUEはタフなスマートフォンだが、今回、海水にも対応したことが大きな特徴。

URBANOはシックなデザインのスマートフォンで、今回はタフさがより強化されている。

auケータイは、Android搭載のAQUOS Kが進化し、VoLTEに対応する。また、「auスマートパス」で提供されるアプリも増えている。タブレットは「Xperia Z4 Tablet」と新ブランドの「Qua tab 01」。

あとがき

ドコモとauの新モデルが発表されましたね。ドコモはXperia A4も発表されたので、手頃なコンパクトスマートフォンを求める方にはイチオシとなりそうです。また、ARROWS NXの虹彩認証は一瞬で認証してくれるので、実用性も十分です。指紋認証と比べて、目の位置を合わせる分、少し時間はかかりますが、慣れればパッとできそうです。auは独自ラインナップが多いのが魅力です。特にTORQUEの海水対応は素晴らしいですね。1.5mまでの深さの海水中で撮影できてしまうので、かなり面白いことができそうです。

今週はソフトバンクも発表会を開催するので、そちらも楽しみですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!