ソフトバンク、夏モデル以降は原則全機種でSIMロック解除に対応 条件は3社横並びに

ソフトバンクモバイル株式会社は、「SIMロック解除に関するガイドライン」改正に伴い、ソフトバンク製品に関するSIMロック解除対応や手続き方法の変更を発表しました。

原則全ての製品で対応

ソフトバンクモバイルは現在も一部機種でSIMロックの解除に応じていますが、ガイドライン改正に伴い、今後は原則全ての製品のSIMロック解除に対応します。

具体的には2015年5月29日に発売する「Galaxy S6 edge」以降の「SoftBank」の携帯電話機やタブレット、モバイルWi-Fi ルーターです。

なお、「Y!mobile」ブランドの製品については、対象製品発売時に告知される予定です。

解除条件は「製品の購入日から180日経過していること」「解約済み製品は、解約日から90日以内であること」です。

受付方法はソフトバンク取扱店(手数料3,000円)と、インターネットによる受付(my SoftBank、手数料無料)です。

既に発表されているNTTドコモやKDDIとほぼ横並びの対応となりました。
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「業者のような人が中国に転売する」

夏モデル発表会においてソフトバンクモバイルの宮内謙社長は、SIMロック解除は総務省の指示に従い他社と同じような対応をとるとしました。

また、180日の制限期間については、「優良なユーザーばかりならいいが、一括0円で販売すると業者のような人がいっぱい買って中国に転売する。iPhoneは箱のまま持って行くと10万円で売れる」とコメントし、海外への転売防止のために180日の猶予が必要との認識を示しました。

関連情報

ガイドライン改正に伴うSIMロック解除への対応について(PDFファイル)
SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクモバイルのご利用について確認する | ソフトバンク