スマホのデータ通信を圧縮して通信量を節約するアプリ『Opera Max』に、Wi-Fiにも対応した新バージョンが登場しました。これまではモバイルデータ通信のみでしたが、今回からWi-Fiにも対応したことで、まさにスマホの通信のすべてを圧縮するアプリとなります。
Opera Maxは、スマホの通信を一度Operaのサーバーを経由させ、そこで圧縮することで通信量を抑えるアプリです。ものによって度合いは異なりますが、最大で約50%の節約が可能としています。
今回のバージョンではそのデータ圧縮がWi-Fiにも適用されます。使い方などはこれまでと変わりません。モバイル通信とWi-Fi通信はそれぞれ個別に機能のオンオフを設定できます。本アプリによる圧縮で圧縮率を高くすると画質に影響が出る場合もあるようですので、通信量を気にしないWi-Fiではオフにする、といった使い方ができます。
また今回のバージョンでは、アプリごとのデータ通信を制限する機能が加わりました。これによりバックグラウンドで勝手に通信されるアプリを制限してバッテリーの節約を行うこともできます。機能的に通信の必要がないアプリの通信を制限するといったセキュリティ的な使い方もできそうです。
また、この機能についてもモバイルとWi-Fiで別個に設定が必要です。
基本的にWi-Fiはスピードも十分で通信量の制限もありませんが、混雑した公衆Wi-Fiで使ったり、モバイルルーター使用時にも役に立ちそうです。
今回のバージョンはこれまでの『Opera Max』とは別アプリとして公開されています。なのでこれまで使用していた方は自動でアップデートはされず、別途インストールする必要があります。その点はご注意ください。
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