異世界に生きる : 何をしてどう生きるかはあなたの自由 ーそして、あなたの成したことは後世へと繋がる

【アプリの特徴】

人生を歩むRPG

『異世界に生きる』は、非常に自由度の高いRPGです。ストーリーはなく、複数あるダンジョンを攻略し、ボスを倒していきます。
ただ、他のRPGと違うところは「死んでしまったらそこで終わり。一生をどう過ごすかはあなたの自由」という事です。この世界に、ドラゴンはいても勇者はいません。あなたは勇者ではないのです。

自由に生きる

プレイヤーは一人の人間の人生を生きていく事になります。「ダイスを振る」をタップする度に年齢やステータスが変化します。攻撃力が高いもの、運が強いもの、若いもの、年をとっているもの、スタート地点は様々です。

キャラクターを決めたら、ここからどう過ごすかはプレイヤーの自由になります。本アプリの目的は、決してダンジョンを攻略したりドラゴンを倒す事ではありません。「生きる」のが目的です。

とは言え、冒険の旅は魅力的です。まずは街の外に出て、ダンジョンに向かってみるのも良いでしょう。
ダンジョンは難易度毎に別れており、プレイヤーの実力に合わせて挑戦することができます。

戦闘はオーソドックスなターン制で行われます。自分のライフポイントには十分に注意してください。

時間やお金も大切

戦闘で傷つけば、街に戻って宿屋で癒やしましょう。ただし、宿泊にお金がかかるのはもちろんですが、傷を癒やすのにはそれなりの歳月を費やします。パッと休んで全回復!という訳にはいきません。宿泊期間によって回復の割合と金額が異なります。
3年の月日を費やして完治できる豚小屋を選択するのも自由です。

場合によっては空き部屋に忍び込むのも良いかもしれません。もちろん見つかれば逮捕されるので、相応の覚悟を持って行ってください。

もし捕まってしまえば、あなたは裁判にかけられます。この時は懲役13年。年齢が24歳だったので、出てくる頃には37歳です。
懲役中にライフポイントは回復しません。お金もないので、更に3年を豚小屋で過ごし、あっという間に40歳になってしまいました。

何も成せないまま死ぬことも

しかし未だレベル1なのでダンジョンの攻略も困難を極めます。何とか数体の敵を倒し、40歳にして初めてのレベルアップを達成しました。

が、次の戦闘で逃げきれずあえなく死亡。何一つ成果を残せず終わってしまいましたが、これも一つの人生です。

コンティニューはなく、死亡すればまた違う人生を歩むだけ。以前の財産や経験値も引き継がれません。

歩んだ道には意味がある

しかし、次の人生に引き継がれるものが2つだけあります。一つは「魂」です。ボスを倒した時やレベル20以上のキャラを引退させた時に手に入れる事ができます。
この「魂」を使えば、新しい人生を始める時に「職業」を変更する事ができます。

職業によってステータスの傾向は大きく異なり、それを考慮して次の人生を歩めば上手くいくかもしれません。

そして「引退」によって引き継がれるのが「街の発展度」です。引退時のキャラのレベルや所持金によって街は発展し、次の人生で購入できる装備品や、労働で得る収入が増えたりします。

ある人生ではどうしてもクリアできないダンジョンがあっても、引退することでより強力な武器を装備でき、そのダンジョンがクリアできるようになるかもしれません。全ての人生が無駄ではないのです。

何になるかはあなた次第

一切モンスターと戦わず、一生労働をしてお金を貯めるのも良いですし、死ぬまでゴミ箱を漁り続けるのも良いでしょう。時にはお宝も見つかるかもしれません。手っ取り早く大金を稼ぎたい場合は、命がけのギャンブルに興じるのも一つの選択肢です。

宿に泊まったり労働をするなど、大幅に時間を消費するコマンドを選ばなくても、徐々に年老いていくところがリアルなゲームです。年齢に伴ってステータスも下がるので、ダンジョン攻略も徐々に難しくなります。そうなったら引退を見据えて、できるだけ街の発展に繋がるように行動し、次の世代へと託しましょう。あなたの歩んだ道は、後世へと繋がっていることを忘れないでください。