【アプリの特徴】
- 「JR時刻表」「MY LINE 東京時刻表」の約2,000ページ分の時刻表を収録
- 色分け表示やマーカー機能など、デジタルならではの機能
- 複数路線を一画面で表示、乗り継ぎも分かりやすい
『デジタル JR時刻表』は、駅や旅行会社で見かける分厚い時刻表「JR時刻表」と「MY LINE 東京時刻表」の2冊 約2,000ページ分の時刻表を収録したアプリです。
はじめに、このアプリの対応機種はAndroid 4.2~4.4、解像度1,200×1,920ドット以上のタブレット端末です(一部端末を除く)。スマートフォンは対応していません。
また、インストール後の初回起動から14日間は全機能が無料で使えますが、無料期間終了後はチケットの購入が必要です。
30日間利用チケットは960円ですが、2015年7月31日までは「リリース記念キャンペーン」として480円で購入できます。
このほか180日間、365日間チケットもあります。詳しくはGoogle Playストアのアプリ紹介欄でご確認ください。
あの紙の時刻表が単にアプリに移植されているわけではなく、列車名(「のぞみ」や「ひかり」)ごとの色分け表示や、ピンチイン・ピンチアウトでの拡大・縮小などに対応しています。
また、縦(列車)・横(駅)にクリーム色のマーカーもひけるので、乗車を検討している列車を比較することができます。
本(書籍)の時刻表のような全列車の時刻表を表示できるのはもちろんですが、列車名や行き先、停車駅などを選択すれば、特定の列車・駅だけを絞り込んで表示することができます。
例えば、東海道新幹線の時刻表で停車駅を「小田原駅」と選択した場合、小田原駅に停車する列車のみが表示され、通過する列車は表示されません。
新幹線は臨時列車も多数設定されているので一覧で見るととても見にくいですが、本アプリは日付も指定できるので、その日の走る列車だけを表示できます。
乗り換えの電車をすぐに探すことができるのも特徴です。時刻表内の到着時刻をタップすると、乗り換え電車を表示してくれます。
例えば新宿駅に13時39分に到着する場合、時刻表の「1339」をタップします。
すると表示が切り替わり、画面上部には新宿駅の乗り換え路線一覧が、下部には13時39分以降に発車するの乗り換え電車が表示されます。「5分後」ボタンもあるので、乗り換え時間も考慮できます。
乗り継ぎ路線の時刻表を3路線まで表示してくれます。
例えば成田空港から新宿を経由して箱根の強羅まで行く場合、「成田エクスプレス」「小田急ロマンスカー」「箱根登山鉄道」が表示できます。本の時刻表だとページをまたいで行ったり来たりする必要がありますが、一括して表示できると便利ですね。
首都圏100kmエリアのJR・私鉄・地下鉄を全時刻掲載している「MY LINE 東京時刻表」も収録。ラッシュ時は2分〜3分間隔で走る山手線や東京メトロの時刻表も全部掲載されています。
待っていればそのうちくる山手線ですが、ちゃんと時刻表があるんですよね。当然ですが。
経路検索では路線図から路線名や駅名を選択できるので、文字入力することなく簡単に目的に時刻表を表示できます。
初めにも書きましたが、本アプリはスマートフォンには対応していません。また、動作環境を満たしているタブレットであっても、実際にはインストールできないタブレットもあります。もちろん「一部端末を除く」との注意書きはありますが、利用可能な機種がもう少し詳しく明示されているとユーザーも使いやすくなるのではないかと思います。
アプリの動作自体は問題なく、デジタルならではの使い勝手で時刻表をチェックできるので、旅行を計画している方はもちろん、普通列車を乗り継ぐ「青春18きっぷ」を利用する方には特におすすめです。