【アプリの特徴】
- タスクキラー、不要ファイル削除、アンチウイルスがメイン機能
- スマホを総合的に管理
- モバイルデータ通信の通信量も管理でき、使いすぎ防止にも
『360 Security – アンチウイルス & ブースト』
アプリを起動すると「ブースト」が作動します。いわゆるタスクキラー機能のことで、独自のアルゴリズムを使ってバックグラウンドで動いているプロセスをカットしてくれます。
今回は直前までゲームアプリをいくつか起動していたこともあってか、元々少し重めでした。「85%加速する」の表示の通り、実行後は動作が軽くなったように感じました。
「クリーンアップ」では、スマホ内の不要なファイルを削除してくれます。
不要なファイルとは、ジャンクファイル(空フォルダなど)やキャッシュファイルなどです。キャッシュファイルがあると起動時に素早く起動してくれますが、あまり溜まりすぎるとスマホの動作が重くなってしまう場合があるので、定期的にクリアしたほうが良さそうです。
もし消したくないアプリがある場合は、チェックマークを外しておけば削除されません。
端末内にマルウェアなどがないか「ウイルススキャン」でチェックします。このように端末全体をスキャンするほか、リアルタイムで監視して問題がある場合はアラートも出してくれます。
初回起動時は、この「ブースト」「クリーンアップ」「ウイルススキャン」の3つを流れ作業で行います。
これまで紹介した3つの機能に加え、ケータイお探しやアプリ管理、ブロッカー機能なども搭載し、スマホを総合的に管理することができます。
「アプリ管理」では、アプリのアンインストールやSDカードへの移動機能があり、これを利用することで本体容量を確保することができます。「ブロッカー」は迷惑電話やスパムSMS対策を行えます。
また、LTEや3G通信の通信量を管理できます。自分の加入しているプランの通信量をセットしておけば、これまでの使用量と残量を把握でき、セットした値に近づくとアラートで知らせてくれます。
アプリごとの使用量もチェックできます。あまり使っていないはずのアプリが実は裏で多く通信していた、なんてこともあるので、定期的にチェックしてみるのがよさそうです。
これだけ多くの機能があるので、例えば既にタスクキラーアプリとアンチウイルスアプリとで別々のアプリを使用している場合、このアプリへ統合を考えても良さそうですね。もしものときに備えて使えるアプリです。