高校生の99%がスマートフォンを所有 ― デジタルアーツ、未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態を公開

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情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社は2015年7月6日、携帯電話・スマートフォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名、及び0歳から9歳の子どもを持つ保護者層597名、合計1,215名を対象とした、利用実態調査の結果を公開しました。

高校生の99%がスマホを所有

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この調査によると、10歳~18歳のスマートフォン所有率は67.3%で、小学校高学年(10歳から12歳)が40.8%、中学生が62.1%、高校生では99.0%となっています。

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また、全世代で2015年1月に実施された前回の調査時より増加しており、特に女子中学生では52.45%から69.9%へと大きく増加しています。

インターネット上の犯罪・違法行為の認識は低め

同調査では「インターネット上での違法行為・迷惑行為における認識」がテーマに盛り込まれており、様々な調査が行われています。

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中でも注目したいのが「インターネット上の犯罪・違法行為の認識」についての調査で、「インターネット上の書き込み・投稿の罰則の認識」では、親50.4%、子ども53.7%。女子高校生は35.9%、女子中学生は64.1%という高い割合で「知らない」と回答しています。

また、女子高校生の約半数が「違法行為の仲間を募集する」「法令違反になることを強要する」「商標の無断転引用」などを違法行為と認識しておらず、女子中学生の40.5%が「他人を自殺に追い込むと捕まる」ことを認知していない、と伝えています。

この他にも「携帯電話/スマートフォン所有後のトラブル経験」や「0歳から9歳の保護者の情報モラル教育や対策についての意識」などの調査結果が報告されています。

スマートフォンが普及し、インターネットがより身近なものになったことで、様々なトラブルも増えているようです。加害者・被害者になってからでは遅いので、スマートフォンやインターネットの利用について、もう一度よく話し合ってみると良いかもしれませんね。

関連情報

未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査|デジタルアーツ株式会社
「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」(PDF)






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執筆者
hato-sabure
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