KDDIと沖縄セルラーは7月21日、「家族割」など家族であることを利用条件とする各種サービスの適用範囲を拡大すると発表しました。公的な証明書があれば、同性カップルでも家族割が適用されます。
NTTドコモも同様に、家族割引制度を適用するとのことです。
10月にも「パートナーシップ証明書」を発行
KDDIと沖縄セルラーが適用範囲を拡大するのは、「家族割」や「auスマートバリュー」「データギフト」などで、同性カップルを結婚に相当する関係と認める地方自治体の公的証明書があれば、同性のカップルであっても適用されます。
共同通信によると、NTTドコモも地方自治体の公的証明書があれば、家族割引制度を利用できるようになるとのことです。
渋谷区で今年4月に「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が施行され、10月にも「パートナーシップ証明書」が発行される見込みです。KDDIは証明書の発行が開始され次第、適用を開始するとしています。
なお、ソフトバンクモバイルは、同じ住所に住んでいることが確認できれば家族割引になる仕組みが既にあるとのことです。
関連情報
・「家族割」等各種サービスの適用拡大について | 2015年 | KDDI株式会社
・同性カップルに家族割引 ドコモとKDDI – 47NEWS(よんななニュース)(共同通信)
・渋谷区/渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例(渋谷区)