Google、自社サービス内でのGoogle+アカウント連携を撤廃へ、まずはYouTubeから

米Googleは7月27日(現地時間)、SNSサービス「Google+」を自社のサービスから切り離すと発表しました。まずはYouTubeでの投稿やコメント、チャンネル作成でGoogle+のプロフィールが必要なくなります。

まずはYouTubeから

YouTubeでは2013年9月より、攻撃的なコメントを減らすなどの目的でGoogle+のアカウントまたはGoogleアカウントとの連携をしてきました。しかし、同じGoogle内のサービスとはいえ、別々のサービスでのアカウントが連携してしまうことにユーザーからの不満もあり、昨年7月には実名制を撤廃するサービス改善に取り組んできましたが、約2年で連携が解除されることになりました。

既に日本版のYouTubeヘルプページにも、「間もなく Google+ を使用せずにコメント、アップロード、チャンネルの作成が行えるようになります。YouTube で投稿したコメントは YouTube でのみ表示され、Google+ では表示されなくなります(その逆も同様です)」とお知らせが表示されています。


日本語版YouTubeヘルプページより

YouTubeとGoogle+との分離は今後数週間以内に完了する予定で、さらに向こう数ヶ月の間には、Google+と連携している他のGoogleサービスとも分離されるとのことです。

関連情報

Official Google Blog: Everything in its right place(英文)
Official YouTube Blog: Keeping the conversation going(英文)