米Appleが「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」を発表した。「3D Touch」と呼ばれる新しい操作系を導入し、カメラ機能を強化するなどの進化を果たした。また、キーボードやマウスなどで定評あるマイクロソフトから折りたたみ式のBluetoothキーボードが発表された。パソコンだけでなくAndroidやiOSでも利用できる。
【Apple iPhone 6s、iPhone 6s Plus】
AppleはiPhone 6sとiPhone 6s Plusを発表した。見た目上は変化が分からない今回の新モデルだが、次世代のマルチタッチ「3D Touch」を導入し、操作系を強化してきた。タップ、スワイプ、ピンチ操作に加え、新たにPeekとPopが圧力を感知できるタッチパネルを活かした押し込み操作で可能になっている。プレビュー表示やクイックアクションなどが利用可能だ。
iPhone 6s、iPhone 6s Plus
また、メインカメラが12メガピクセルに向上し、4K解像度の動画撮影も可能となっている。ディスプレイ解像度は変わらず、基本的なデザインは同じ。カラーバリエーションは4色でシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド。
【Microsoft Universal Foldable Keyboard】
日本マイクロソフトは8日、折りたたみ式のBluetoothキーボードUniversal Foldable Keyboardを24日に発売すると発表した。このキーボードは折りたたみ式でコンパクトに持ち運びができるほか、防滴仕様なので、ちょっとした水分の付着程度では問題ないことが大きな特徴。
対応プラットフォームはWindows、Windows Phone、Android、iOSで、Bluetooth 4.0以降に対応したデバイスで利用できる。最大で2台までの機器と同時ペアリングでき、手軽に切り替えながら利用できる。バッテリーは最大で3ヶ月程度持つ。
【ドコモ、受信時最大262.5Mbpsのサービス】
NTTドコモ(以下、ドコモ)は25日より受信時最大262.5Mbpsのサービスを東名阪で提供開始する。現在は「PREMIUM 4G」の最大速度は225Mbpsだが、40Mbps弱グレードアップすることになる。これは、「キャリアアグリゲーション」と呼ばれる、複数の周波数帯で同時に通信を行うことで速度を向上させる技術を使って実現するもので、今回、新たな周波数の組み合わせが追加され、最大速度が上がる。
対応端末でなければ受信時最大262.5Mbpsは利用できず、当面はiPhone 6s、iPhone 6s Plusのみ。しかし、今秋以降のAndroid端末も対応してくるだろう。
【au、「スーパーカケホ」】
au(KDDI/沖縄セルラー)に新料金プラン「スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)」が登場する。9月18日から提供開始だ。このプランは月額1,700円で、1回5分以内の国内音声通話が回数制限なく、掛け放題というもの。従来の「カケホ(電話カケ放題プラン)」より1,000円安いが、1回5分以内という制限がつくのが特徴。5分を超えた分は30秒あたり20円で追加課金される。
スーパーカケホのプラン構成
また、組み合わせられるパケット定額サービスに制限があり、最も高速データ量の少ないプランはセットできない。「データ定額3/5/8/10/13」のみを組み合わせられる。それでも、最安プラン構成で月額300円安くなる。
【ソフトバンク、「通話し放題ライトプラン」】
auと同様、1回5分以内の国内音声通話を回数制限なく掛け放題、というプランをソフトバンクも導入する。導入日は25日で、月額1,700円。5分超過時は30秒あたり20円の追加課金がある点も同じ。
また、組み合わせられるパケット定額サービスが制限され、一番安いプランをセットできない点も同じ。「データ定額パック(標準)」以上をセットできる形で、最安構成で月額7,000円。auの最安構成より高いのが難点かもしれない。
【Pokémon GO】
「Ingress」で知られるNiantic, Inc.とポケモン、任天堂が協力し、スマートフォン向け位置情報ゲーム「Pokémon GO」が来年登場する。開発はNianticで、現実世界を舞台にしてポケモンを捕まえたり、バトルしたり、交換したり、といったことができるゲームで、現実に外出する必要がある点が大きな特徴。
任天堂は周辺機器として専用のウェアラブル端末「Pokémon GO Plus」を開発する。クリップ式でポケットに付けたり、ベルトを使って腕に装着できる機器で、ポケモンが近くにいるかが分かったり、ポケモンを捕まえたりという基本操作ができる。
新しいiPhoneが発表されましたね。既に予約受付が始まっており、どれくらい売れるのか気になるところです。今回は3D Touchの導入が目玉となりますが、もしかしたら一般ユーザーにはあまり魅力と感じない機能ではないか、とも思うので、反応が気になります。Androidは今秋モデルではXperia Z5 Premiumのように4K解像度のディスプレイが登場するなど、違う点で進化を果たしていますが、ソニー以外のメーカーがどのような機種を導入するのか、楽しみですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!