優先席付近は「混雑時には電源オフ」、10月から関東・甲信越・東北の鉄道事業者がマナー見直し

JR東日本をはじめとする関東・甲信越・東北地方の鉄道事業者37社局は、10月1日以降、車内の優先席付近での携帯電話マナーを見直すと発表しました。
これは総務省の指針改正や、スマートフォン普及など携帯電話の利用形態の変化などを踏まえたもので、今後は「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」と案内されます。


以下リリースより


これまで関東の鉄道事業者では、車内での携帯電話マナーについて、優先席付近では電源をお切りいただき、それ以外の場所ではマナーモードに設定のうえ、通話はご遠慮いただくよう、ご案内を行ってまいりました。

このたび、2013年1月に行われた総務省の「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正や、スマートフォンの普及に代表される昨今の携帯電話の利用形態の変化などを踏まえて、より多くのお客さまに携帯電話使用マナーを守っていただけるよう、関東のほか東北、甲信越の鉄道事業者37社局が共同でご案内を見直すことといたします。

2015年10月1日以降、「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」とご案内を変更いたします。なお、車内での携帯電話による通話は、まわりのお客さまのご迷惑となりますので、混雑度にかかわらず、これまでどおりご遠慮いただきますよう、引き続き呼びかけてまいります。

実施時期

2015年10月1日(木)以降
※各鉄道事業者にて順次ご案内を変更してまいります。

ご案内の内容

変更前:「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」

変更後:「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」

お客さまへのご案内方法

駅・車内における共同ポスターの掲出(下記参照)
この他に、優先席付近でのステッカーの掲出、車内放送によるご案内なども順次実施してまいります。
(実施内容は社局によって異なります)

実施鉄道事業者

東北、関東、甲信越の37社局にて実施いたします。

ポスター

関連情報

優先席付近における携帯電話使用マナーを 「混雑時には電源をお切りください」に変更します|JR東日本(PDFファイル)
総務省|「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響を防止するための指針」の改訂及び意見募集の結果
【スマホヘッドライン】関西の鉄道各社が優先席での携帯電話使用を7月以降順次緩和 ほか-2014/06/27- | オクトバ