先週のニュースまとめ : ドコモ、2015-2016冬春モデルを発表【2015年9月26日~10月2日】

[PR記事]

 

NTTドコモ(以下、ドコモ)が9月30日に新製品発表会を開催し、2015-2016冬春モデルを発表した。「Xperia Z5」シリーズ3機種、「arrows」「AQUOS」「GALAXY」などのほか、久しぶりにiモードケータイの新モデルなども揃える。また、Android 6.0搭載の「Nexus 5X」をドコモとY!mobileが扱うことも明らかにされた。SIMフリー市場ではHTCが参入し、「HTC Desire EYE」と「HTC Desire 626」を投入することを発表した。

NTTドコモ

【2015-2016冬春モデル】
ドコモが今冬・来春向けに用意した新製品はスマートフォンが10機種、タブレット1機種、iモードケータイ1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計13機種で、10月7日から順次発売となる。

octoba-240_docomo1516ws
ドコモ 2015-2016冬春モデル

スマートフォン10機種の内訳はシリーズごとに複数モデルが存在するので、意外と分かりやすい。Xperia Z5シリーズが3機種、Xperia Z5 Premium、Xperia Z5、Xperia Z5 Compact、arrowsシリーズがarrows Fit、arrows NX F-02H、AQUOSシリーズがAQUOS ZETA SH-01H、AQUOS Compact SH-02H、GalaxyシリーズがGalaxy Active neoと、これだけで8機種になる。後はDisney Mobile on docomo DM-01HとNexus 5Xで計10機種となる。

タブレットはdtabシリーズの新モデルd-01H、iモードケータイはP-01H、モバイルWi-FiルーターはWi-Fi STATION N-01Hだ。

下り最大300Mbpsに対応するモデルや4K解像度のディスプレイを搭載するモデル、Android 6.0搭載モデルなどが登場するほか、生体認証機能を搭載するモデルの拡充などが大きな特徴となる。

なお、Nexus 5Xはドコモのほか、Y!mobileも取扱いを明らかにしている。

octoba-240_nexus5x-1
Nexus 5X

【VoLTEの海外対応を開始】
ドコモはVoLTEの海外対応を7日から開始する。VoLTEはLTEネットワークを使って音声通話を行うサービスで、従来の音声通話サービスと比べて音質の良さや着信応答の速さ、同時にLTEでデータ通信ができることなどが特徴となっている。日本国内ではドコモのVoLTE対応端末は1,000万台以上に達しており、実のところ、かなりの速度で普及が進んでいる。

このVoLTEをドコモのVoLTE対応端末を使って、海外間、日本と海外間でも利用可能になる。まずは韓国の通信事業者KT Corporationと協力し、日本と韓国間、韓国内での通話から対応し、順次対応国を拡大する。

ただし、当面は海外でのVoLTEを利用できるのは今冬・来春モデルのうち、Nexus 5Xを除く9機種からとなる。

HTC

【HTC Desire EYE/626】
HTC NIPPONは1日、都内でプレスカンファレンスを開催し、SIMフリー市場に参入(実際には復帰)すると発表した。参入端末は「HTC Desire EYE」と「HTC Desire 626」で、前者がハイエンド端末、後者がエントリー/ミドルエンド端末となり、10月中旬以降に発売予定となっている。

octoba-240_eye1
HTC Desire EYE

また、HTCは端末とMVNO事業者のSIMカードを同時購入できるショッピングサイト「HTC e-shop」も開設する。さらに、購入前の段階から相談できるサービスセンターを用意することも明らかにしている。購入前の相談から購入後のアフターサービスまで、電話で気軽に相談できる体制を整えることで、SIMフリー端末のユーザーをサポートする。

HTC Desire EYEは背面と前面に約1,300万画素のカメラを採用したスマートフォンで、カメラ機能を強化している。また、フルHDディスプレイ、防水・防塵仕様、急速充電規格の「Quick Charge 2.0」対応なども特徴だ。

一方のHTC Desire 626はより安価なモデルということもあり、ディスプレイはHD解像度、防水非対応などではあるが、中身のパフォーマンスはバランスよく出来ており、普通に使う分にはストレスを感じにくいレベルにまで仕上がっている。

octoba-240_626-1
HTC Desire 626

ソニー

【SmartBand 2 SWR2】
ソニーモバイルコミュニケーションズはリストバンド型のウェアラブル端末「SmartBand」の新モデル「SmartBand 2 SWR12」を10月17日に発売すると発表した。市場推定価格は15,000円前後。

octoba-240_swr12
SmartBand 2 SWR12

今回のモデルは新たに心拍センサーを搭載したのが大きな特徴で、心拍数やストレスレベルを測定することが可能となっている。また、歩数、睡眠情報、消費カロリーなどはSmartBand 2でももちろん記録できる。

興味深いのは歩行や電車での移動、睡眠など、様々な活動と心拍数・ストレスレベルを併せて表示することで、どういう活動をしたときにストレスレベルが上がったり、心拍数が上がったのかを確認することができることだ。この情報を、自分のライフスタイルをよりバランスのよいものに改善するのに役立てられるかもしれない。

あとがき

ドコモがau、ソフトバンクに先行して新製品を発表しましたね。ARROWSがarrowsにブランド変更したり、AQUOSがCompactを用意したり、Nexus 5Xが入ってきたりと、色々な変化・特徴がありますが、個人的にはXperia Z5シリーズの完成度が高く感じました。特に3機種に共通で搭載されている指紋認証センサーは素晴らしいデキで、iPhoneシリーズやGalaxyシリーズの指紋認証より速いです。まさに瞬間認証という感じで、使いやすいですね。また、毎回カメラ機能は強化されていますが、今回でカメラ機能の完成度はかなり高くなっています。Z5 Premiumはさすがにボディが大きいので、いくら4Kとはいえ人を選ぶかもしれませんが、精細さは圧倒的ですし、Z5はZ/Z1ユーザーが機種変更する機種として最適だと感じました。少々中途半端感のあったZ4と比べて、今回のZ5はかなりよく出来ているのでチェックしてみて下さい。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者