auからハンドソープで洗えるスマートフォン「DIGNO rafre(ディグノ ラフレ)」が発表された。12月11日に発売になる。また、ケータイショップ「テルル」を運営するピーアップがSIMフリーのスマートフォン「mode1 MD-01M」を発表した。ZTEもSIMフリースマートフォン「Blade V6」を発表と、この週はスマートフォン新製品の発表が続いた。
(1) au DIGNO rafre
KDDI、沖縄セルラーは12月11日に「DIGNO rafre KYV36」(京セラ製)を発売する。DIGNO rafreは防水・防塵性能に優れ、ハンドソープで洗うことも可能、という点が大きな特徴。さすがに全てのハンドソープで洗えることは保証されていないものの、日常使用していて汚れたときにサッとハンドソープで洗う分には特に気にする必要はないようだ。
DIGNO rafre
さらに、43度以上のお湯には非対応だが、それ以下の温度のお湯であれば掛かっても問題ないということなので、お風呂でも安心して使える。タッチパネルも濡れた状態での操作にも対応しているため、操作も問題ない。
女性、特にママを主なターゲットとした製品だが、水が掛かる場所での使用が多い方であれば性別問わず、魅力的な製品の一つといえそうだ。
(2) mode1 MD-01M
テルルを運営するピーアップはNTTドコモ、au、ソフトバンクが利用する通信規格に対応したSIMフリーのスマートフォンmode1 MD-01Mを発表した。12月に発売する。3つの通信会社の規格に対応するため、どの通信会社のSIMカードでも使えることになるので、好きなMVNO事業者を選べばいいだろう。
mode1
価格は3万円台になる見込みで、ディスプレイは5インチのHD液晶。OSはAndroid 5.1で、CPUはクアッドコア1.2GHzのQualcomm MSM8916、メモリは1GB RAM、8GB ROM、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠など。ZenFone 5やZenFone 2 Laser、HTC Desire 626などと競合するスペック帯の製品になる。
(3) ZTE Blade V6
ZTEジャパンは3日、SIMフリースマートフォン「Blade V6」を発売した。希望小売価格は26,800円。先ほど紹介したmode1も同じような価格帯だが、Blade V6も同じようなスペックの製品となる。5インチのHD液晶を搭載し、クアッドコア1.3GHzのCPU、2GB RAM、16GB ROMを積む。メモリはこちらの方が大きいので、動作パフォーマンスはBlade V6の方がいいかもしれない。
Blade V6
低価格モデルながら、6013アルミ合金とガラス素材で構成されたボディはそれなりの質感を実現し、安っぽく感じないデザインとしている。
(1) モバイルSuicaがSIMフリースマホに対応
JR東日本は「モバイルSuica」を12月中旬以降にSIMフリーのスマートフォンにも対応させると発表した。具体的には、「Xperia J1 Compact」「AQUOS SH-M02」「AQUOS SH-RM02」「AQUOS SH-M02-EVA20」「arrows M02」「arrows RM02」から対応する。すなわち、国内メーカー製のSIMフリーAndroidスマートフォンだ。
画面イメージ
以前はモバイルSuicaを利用できるのはNTTドコモ、au、ソフトバンクといった通信キャリアの端末に限られていたが、今後は格安SIMを提供するMVNO事業者が扱うSIMフリーのスマートフォンでも利用できるようになる。
モバイルSuicaがSIMフリーのAndroidスマートフォンをサポートすることが明らかになりました。以前は通信キャリア向け端末だけの特権だったわけですが、ついにMVNO事業者が扱うSIMフリー機でも利用できるようになります。モバイルSuicaが来るだけでも格安スマホへの移行の障壁が随分と低くなったのではないかと思います。今後、他のサービスが追随するのかどうかも気になるところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!